Last Updated on 2023年5月4日 by 菅間 大樹

【内容情報】(出版社より)

本書を『現代社会と人権-「共生」を考えるための15講ー』としたのは、「共生」(ともに生きるということ)の真の実現のためには、「共生」以前の、もっと深奥にある(深層にある)、何世代にもわたってうごめいている「差別された側」の”うめき声“に真摯に向き合い、その意味を問い続け、解決へ向けた取り組みなしには、決して「共生」へのとびらは開かれないと考えたからです。

そこで、「現代社会と人権」を考える手立てとして<差別と人権>の視点を通底させ、そのうえで「共生」を考えるための15の具体的なテーマについて取り上げました。

その項目は目次に示したとおりですが、この15講を通じて、日本社会福祉士会「社会福祉士の倫理綱領」原理1〔人間の尊厳〕に掲げられている「すべての人は、出自、人種、民族、国籍、性別、性自認、性的指向、年齢、身体的精神的状況、宗教的文化的背景、経済状況などの違いにかかわらず、かけがえのない存在として尊重される(文言の一部は著者加筆)」の<意味や内容>について、みなさんと一緒に理解を深めてゆくことができれば、と考えたものです(本書「はじめに」より要約)。
なお、本書は十文字学園女子大学での講義用テキストとして採用予定です。

  • 発売日 : 2021/4/23
  • 単行本 : 130ページ
  • ISBN : 978-4939156441
  • 出版社 : 法律情報出版
  • 言語 : 日本語

購入はこちら

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。