【内容情報】(出版社より)
大学教員には授業に関係のない質問もたくさんくる。何年もやっていると、似たような質問があること、質問の傾向があることがわかってくる。よくわからない他愛のないぼやきのようなものもくる。
本書は、保育士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、医師、看護師、養護教諭などさまざまな対人援助職の養成校で勤めてきた著者が、学生からのよくある質問・相談のか、他愛のないぼやきなど100個に回答する本だ。
学生たちに必要なのは、Googleで調べればいくらでも出てくる知識や、実務のハウツーだけではない。少しおかしなものも含め、いろんな人間、いろんな議論、いろんな考え方に触れて自分の言葉をもつこと、社会との繋がり方を考えることが大切だ。
本書が少しでもその役に立てば幸いである。
例)
「長所と短所がわかりません」
「経済的に安定する仕事か、夢だった一番したい仕事か」
「勉強しても頭に入ってきません」
「宗教勧誘のおばさんにからまれます」
「すぐに人と比べてしまいます」
「人生の意味がわかりません」
「ぶりっこはだめなのでしょうか」
「買い物しすぎてしまう自分が嫌です」
著者紹介
篠原拓也
大学教員。専門は社会福祉原論、ソーシャルワーク、児童家庭福祉論。大阪府立大学大学院人間社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了(社会福祉学博士)。
- 発売日 : 2021/5/18
- オンデマンド (ペーパーバック) : 146ページ
- 出版社 : NextPublishing Authors Press
- 言語 : 日本語