Last Updated on 2020年2月15日 by 菅間 大樹

「WIRED TOKYO 1999」で24日まで実験中

福祉ロボット開発のオリィ研究所(東京・港https://orylab.com/)が、JR渋谷駅前のカフェで遠隔地の障害者が操作するロボットの接客実験を始めています。
ロボットを介して外出の難しい障害者と一般の来店者に交流してもらい、就業機会の創出につなげるのが目的。

障害者の操作する体長120センチメートルのロボットがキッチンから料理を配膳。3卓には卓上にも体長20センチメートルの小型ロボットを置き、遠隔地の障害者が注文を受けることが可能です。

実験結果を検証しながら今後も都内各地で同様の実験を繰り返し、2020年夏の東京五輪・パラリンピックまでに常設化を目指すとのことです。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77