Last Updated on 2025年12月18日 by 菅間 大樹

選手を支えた「ビクトリープロジェクト®」の栄養サポート

選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、「ビクトリープロジェクト®」は大会前日の夕食から栄養面をサポートしました。前日には“うま味そぼろ”と“エネルギー豚汁”が提供され、選手たちは試合に向けてエネルギーを蓄えました。

大会当日も会場内に「ビクトリープロジェクトブース(VPブース)」が設置され、選手たちはバトルの最後までエネルギー切れを起こさないよう、さまざまな補食が提供されました。

食事中のShigekix選手(右)

VPブースでは、“パワーボール®”、“だし湯”、そして「アミノバイタル®」といった栄養補助食品が提供され、選手たちのコンディション維持に貢献しました。特に“パワーボール®”は、だしのうま味がきいた小分けのおにぎりで、試合の合間や練習時など、時間のないときでも手軽に食べられるとアスリートの間で人気のアイテムです。

食事をとる選手

VPブースには、「アミノバイタル®」の様々な製品や、パワーボール®、スープ類などの補食が豊富に用意されていました。

アミノバイタル製品の陳列

軽食コーナーの様子

来場者も体験!「勝ち飯®」ブース<Power Boost Base>

大会期間中には、選手たちが実際に実践している食や栄養サポートを来場者も体験できる「勝ち飯®」ブース<Power Boost Base>が出展されました。ここではPower Ball®や“だし湯”の試食・試飲、さらに「アミノバイタル®」ゼリー:「ami活」が提供されました。

勝ち飯®ブースの外観

勝ち飯®ブースの外観

ブレイキンを習っている子どもを持つ保護者からは、「いつもごはんをあまり食べない子どもがこれ(Power Ball®)なら食べてくれる」「Shigekix選手が食べているなら子どもも食べるかもしれない」といった声が聞かれ、子どもたちの中には何度もブースを訪れて「だし湯ください」とリクエストする姿も見られました。ブースでは、子どもや保護者に向けて「勝ち飯®」を日常に取り入れる方法も説明されました。

「勝ち飯®」と「ビクトリープロジェクト®」とは

「勝ち飯®」は、「何を食べるか」ではなく「何のために食べるか」を考える、トップアスリートのサポート活動から生まれた栄養プログラムです。3度の食事と補食で構成され、スポーツ栄養学に基づいたメニューでアスリートのコンディショニングを支えています。目標に向かって頑張る人々の健康な体づくりも応援しています。

勝ち飯®の要素

「ビクトリープロジェクト®」は2003年に始まり、国を代表する選手やその候補選手を対象に、「なりたい姿の実現」を目指して、スポーツ科学に基づいた食とアミノ酸による心身のサポートを提供しています。国際競技力向上やメダル獲得数増加を目的としたコンディショニングサポート活動であり、常にデータを収集・蓄積し、一人ひとりに最適な支援を研究・提案しています。

このプロジェクトは、フィギュアスケートの坂本花織選手、柔道の阿部一二三選手・阿部詩選手、そしてブレイキンのShigekix選手など、多岐にわたるアスリートや団体をサポートしています。

サポート担当者の上野祐輝氏

JDSFブレイキン本部について

公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)内のBREAKINGに関するプロジェクトに特化したチームとして、ブレイキン本部が活動しています。WDSFとの連携による日本代表選考業務や、JOCとの連携による選手強化業務、スポンサーやメディアとの連携を行うマーケティング業務を中心に、ダンススポーツの振興と国民の心身の健全な発達に寄与しています。

DANCESPORT BREAKINGロゴ

現在は2026年開催の「愛知・名古屋2026アジア競技大会」や「ダカール2026夏季ユースオリンピック」に向けて活動を強化しています。

「ビクトリープロジェクト®」の詳細については、以下のリンクから確認できます。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77