Last Updated on 2025年12月18日 by 菅間 大樹

介護現場の未来を拓く、SHINKOが「介護情報基盤」導入を支援

超高齢化社会を迎える日本において、介護現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進は喫緊の課題です。こうした背景の中、株式会社SHINKOは、厚生労働省が推進する「介護情報基盤」の導入支援事業者としての活動を2025年12月18日より開始しました。

介護情報基盤とは?

介護情報基盤は、介護に関する様々な情報を一元的に集約し、介護に携わる全ての方々を支えるための重要な仕組みです。この基盤が本格的に導入されることで、以下のような大きな変化が期待されています。

  • 紙媒体で管理されていた介護保険証がオンライン化される。

  • 主治医意見書や認定情報、ケアプランなどがまとめて管理できるようになる。

  • 事務作業の負担が軽減され、事業所の生産性向上に貢献する。

これは、これからの超高齢化社会に対応していくための国策であり、介護現場の未来を築くための第一歩となります。

導入への不安を解消する「ふくみエール」特設ポータルサイト

しかし、「何から始めればいいのか」「助成金は本当に使えるのか」「現場が混乱しないか」といった不安を感じている介護事業所も少なくありません。SHINKOは、そうした不安を解消するため、福祉業界特化型コンテンツ「ふくみエール」内に、介護情報基盤の特設ポータルサイトを無料で開設しました。

ふくみエール特設ポータルサイトのイメージ

ポータルサイトでわかること

この特設ポータルサイトでは、以下の情報がまとめて確認できます。

  • 介護情報基盤制度の概要と今後のスケジュール

  • 導入に向けた具体的なステップと必要な準備

  • 助成金の対象範囲と費用の目安

  • SHINKOが提供するサポートの詳細

資料やよくある質問も掲載されており、情報収集を始めるのに最適な場所です。

SHINKOが提供する導入支援のメリット

SHINKOは、介護情報基盤の導入において、機器の手配から設定作業、利用環境の整備、セキュリティ対策まで、幅広い支援サービスを提供します。特に以下の点が大きなメリットとして挙げられます。

  • 実質負担ゼロでの導入提案が可能

    • 助成金を活用した場合に限り、実質的な費用負担なしでの導入が提案されます。ただし、助成対象経費や助成金額には条件があり、申請手続きは事業所ごとに行う必要があります。

    • 助成金の詳細については、厚生労働省の介護情報基盤ポータルで確認できます。
      https://www.kaigo-kiban-portal.jp/assets/pdf/jyoseikin.pdf

  • 一貫したサポート体制

    • 証明書設定からカードリーダー接続、ケアプランデータ連携まで、導入に必要な作業を一括で支援します。
  • 導入後の継続的なフォロー

    • 「導入して終わり」ではなく、導入後の運用から改善まで継続的にサポートします。
  • 福祉業界に特化した専門知識

    • 福祉業界に特化した人材が配置されており、多様なICTソリューションの提案が可能です。

介護現場の未来に向けた準備を、今から無理なく進めるために、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。「ふくみエール」の介護情報基盤ポータルサイトで、詳細をご確認ください。

https://sub.fukumi-ru.com/shop/pages/kiban.aspx

株式会社SHINKOについて

株式会社SHINKOは、1953年7月に創業し、システムの保守・運用、ネットワーク構築、導入設計・設置展開サービス、セキュリティ対策などのITソリューションを提供しています。特に医療分野で豊富な実績を持ち、医療機器修理業の許可も取得しています。日本全国に60以上の拠点を持ち、IT機器および非IT機器に対応しています。

所在地: 東京都台東区浅草橋五丁目20番8号CSタワー8階
代表者名: 代表取締役社長 福留 泰蔵
URL: https://www.kk-shinko.com/

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77