「みらい議会」に自動ふりがな機能「ルビフルボタン」が導入

2026年1月9日、一般財団法人ルビ財団は、同財団が提供する自動ふりがな表示機能「ルビフルボタン」が、チームみらいによって制作された「みらい議会」に導入されたことを発表しました。

「みらい議会」は、国会で検討されている法案をわかりやすく伝えることを目指すプラットフォームです。この「ルビフルボタン」の導入により、これまで政治の話題に触れることが難しかった人々にとって、情報へのアクセスがより容易になります。

みらい議会ウェブサイトのスクリーンショット

政治を「見える」ものに変える「みらい議会」

「みらい議会」は、2025年7月の参議院選挙で国政政党となったチームみらいが、「見えづらい政治」を「見える政治」に変えるためにリリースしたプロダクトです。国会でどのような議論が行われ、どんな法案が審議されているのかを、誰もが理解しやすい形で提供することを目指しています。

このプラットフォームは、法案をわかりやすく伝えるために、以下の3つの機能に特にこだわっています。

  1. 平易な表現と専門用語の切り替え
  2. AIアシスタント
  3. ルビ機能

今回導入された「ルビフルボタン」は、この3つ目のルビ機能として活用されており、サイト右上のメニューバーから「ふりがな表示」を選択することで、利用者が自由にルビの表示を切り替えることが可能です。

▼「みらい議会」サイトはこちら
https://gikai.team-mir.ai/

ウェブアクセシビリティ向上に貢献する「ルビフルボタン」

一般財団法人ルビ財団は、2024年4月より、子どもや外国人、そして漢字を読むことが苦手な人々など、多様な背景を持つ人々がウェブサイトの情報をスムーズに読めるよう、ウェブアクセシビリティの確保・向上を目的に「ルビフルボタン」の無償提供を行っています。

この「ルビフルボタン」は、既存のウェブサイトのHTMLソースにたった1行のコードを追加するだけで、漢字へのふりがな表示を切り替えられる手軽さが特徴です。利用者はウェブサイト上のボタンを押すだけで、自動的に漢字にルビを表示させることができます。

▼「ルビフルボタン」の詳細はこちら
https://rubizaidan.jp/rubyful-button/

チームみらいの「みらい議会」開発責任者である村井謙太氏は、政治の話題が難しいと感じる心理的なハードルを下げることを目指しているとコメントしています。ルビフルボタンの導入が簡単であったこと、サイト構成を大きく変えずに漢字が苦手な方や日本語学習中の方にも配慮した表示が実現できたことに触れ、今後も多くの人が気軽に政治に触れられる環境づくりを進めていく意向を示しました。

ルビ財団の目指す多文化共生社会

一般財団法人ルビ財団は、出版物やデジタルコンテンツにおけるルビの普及・活用を促進することで、国語能力や知的好奇心・思考力の向上に寄与することを目指しています。さらに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人々が暮らしやすい多文化共生の社会づくりにも貢献することを目標としています。

今回の「みらい議会」への「ルビフルボタン」導入は、ルビ財団の理念を具現化する一歩と言えるでしょう。今後もルビ財団は、ルビの普及を通じて、誰もが情報にアクセスしやすい社会づくりに取り組んでいく方針です。

▼一般財団法人ルビ財団 公式サイト
https://rubizaidan.jp/

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77