Last Updated on 2024年10月6日 by 菅間 大樹
音を頼りに戦う5人制サッカー
競技概要
5人制サッカーは別名「ブラインドフットボール/ブラインドサッカー」としても知られる競技です。1チームは4人のフィールドプレーヤーとゴールキーパーで構成されますが、ゴールキーパーは視力制限がないため、視覚障害のない健常者、または弱視の選手が務めることがほとんどです。
フィールドプレーヤー(FP)は個々の見え方による有利不利をなくすため、アイマスク(目隠し)着用が義務づけられています。視覚を遮断した状態でプレーするため、チームにはFPの目の代わりとなる「ガイド」と呼ばれるメンバーがいます。ガイドは相手ゴールの裏に立ち、ゴールまでの距離や角度などの情報を声や音で伝える役割を担います。
ボールは中に鉛が仕込まれた特製のボールが使われ、転がると「シャカシャカ」と音が鳴るのが特徴。
選手はボールの音やガイドの声などを頼りにプレーするが、視覚がないにもかかわらず想像以上に激しく、スピーディーなプレーが展開されます。
FPは音を頼りにプレーするため、観戦時の注意として、周囲の音声に耳を傾ける選手を妨げないよう、静寂が求められます。(得点時などは別)
ルール
1チームはゴールキーパーを含む5人のプレーヤー(*)で構成される。試合時間は前後半各20分の、計40分間で行われ、その間に10分間のハーフタイムがある。
*アイマスクを着用した4人のフィールドプレーヤー(FP)と、晴眼者もしくは弱視者が務めるゴールキーパー(GK)
種目
ブラインドフットボール/ブラインドサッカー/5人制サッカー(男子)
対象障がい
視覚障がい
ロサンゼルス2028パラリンピック情報
日程:未定
会場:未定
NEWS
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・悔しさ胸に…平林太一選手(17)「絶対リベンジします」 ブラインドサッカー 日本は最下位 パリパラリンピック(NBS 長野放送)