見えないバリアをなくす:スポーツ観戦と障害福祉の新たな取り組み
子どもと一緒にスポーツ観戦を楽しみたいと願う家族にとって、「最後まで座っていられるか」「周囲に迷惑をかけないか」「体の状態や発達の違いがあっても安心して過ごせるか」といった不安は、「見えにくいバリア」として存在します。
この課題を解決するために開発されたのが、折りたたみ式の「IKOUポータブルチェア」です。体幹が弱く一人での着座が難しい子どもでも安定して座ることができ、大人用の椅子に簡単に取り付けられるため、家族全員が安心して外出を楽しめるようサポートします。
インクルーシブな地域社会へ:茨城ロボッツのM-HOPE活動
茨城ロボッツは、ホームタウンである水戸市をはじめ、県内全域で地域貢献活動「M-HOPE」を展開しています。今回の「IKOUポータブルチェア」の寄贈もその一環であり、スポンサー企業である医療法人社団北水会の協賛を得て、アダストリアみとアリーナへの15台の導入が実現しました。
これらのチェアは、茨城ロボッツのホームゲーム時だけでなく、同アリーナで開催される多様なイベントでも貸し出しが可能です。この取り組みは、障害の有無や発達特性にかかわらず、誰もが安心して過ごせるインクルーシブなアリーナ環境の実現に貢献すると期待されています。

茨城ロボッツのホームゲームでの貸し出し概要については、以下のリンクから詳細を確認できます。
茨城ロボッツ ホームゲーム時における貸出概要
IKOUポータブルチェアが拓く未来:多様な家族が安心して楽しめる場
「IKOUポータブルチェア」は、これまでにも多くのスポーツチームや施設に導入され、「子どもを持ってから初めて最後まで観戦できた」「家族で楽しめるのが嬉しい」といった喜びの声が寄せられています。スポーツチームが地域の自治体施設へ観戦環境整備のための寄贈を行う事例は、地域スポーツと社会的包摂(インクルージョン)の新たな接点として注目されています。
アリーナがスポーツ観戦だけでなく、地域全体のさまざまなイベントで活用されることで、より開かれた場となることが期待されます。
「IKOUポータブルチェア」とは?
「IKOUポータブルチェア」は、体幹が弱く一人で座ることが難しい子どもとその家族の「外出しづらさ」を解消するために誕生した、折りたたみ式のキッズチェアです。軽量(3.2kg)で持ち運びが容易であり、大人用の椅子に簡単に設置できるため、子どもを安定した姿勢で座らせることができます。
2022年の発売以来、全国63の企業・自治体、125カ所以上への導入実績があります(2026年2月末時点)。
スペック
- 畳んだ時のサイズ:横 34 x 縦 27 x 高さ15 cm
- 重さ:3.2kg(500ml入りペットボトル約6本分)
詳細情報はこちらをご覧ください。
IKOUポータブルチェア製品詳細
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今後の展開と株式会社Haluについて
株式会社Haluは、今回の茨城ロボッツとの連携で得られた知見や現場の声を活かし、地域のスポーツチームや自治体、スポーツ施設へのさらなる展開を目指しています。障害の有無や発達特性にかかわらず、すべての子連れ家族にとってスポーツ観戦が身近な選択肢となるよう、地域のインクルーシブな観戦・アリーナ活用環境づくりを推進していくことでしょう。
株式会社Haluは2020年4月に創業し、「インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。」というビジョンを掲げています。マイノリティを「配慮の対象」ではなく「イノベーションの源泉」と捉え、障害児も健常児もともに使える「IKOUポータブルチェア」などの製品開発・販売を行っています。
同社は、令和6年度「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」内閣府特命担当大臣奨励賞、2022年度グッドデザイン賞など、多数の受賞歴があります。
株式会社Haluのウェブサイト:
株式会社Halu
インスタグラム:
IKOU公式インスタグラム



