介護の問題は、介護される人だけのものではない
「介護が不足しても、自分には関係ない」と感じている方もいるかもしれません。しかし、介護の担い手が足りなくなると、家族が介護のために仕事を休む必要が生じ、職場で人手不足が起こり、同僚の負担が増加します。さらには、子どもの学校生活にまで影響が及ぶ可能性も考えられます。介護人材不足は、介護を必要とする方だけでなく、その周囲にいるすべての人々の「当たり前」を揺るがす、社会全体の問題なのです。
政府もこの問題を重要視しており、2025年4月には改正育児・介護休業法が施行され、企業には介護に直面した社員への支援制度の周知や環境整備が義務付けられました。また、2026年には介護職員の処遇改善を目的とした介護報酬の期中改定も予定されています。これらの制度整備は進んでいますが、人材不足を根本から解消するにはまだ十分とは言えず、「起こり得る未来」への備えは、まだ多くの課題を抱えています。
この企画は、そうした現実をコメディの視点から描くことで、「笑えるけれど、笑えない」という気づきの入口を作ることを目指して制作されました。
ショートドラマ「#本日介護につき」全6話の紹介
介護人材不足が進んだ場合に起こり得る状況を題材に、やや誇張されたシーンを通じて、問題が日常に忍び込む様子が笑いとともに描かれています。
第1話・第2話|職場編
主人公が出社すると、オフィスにはマネキンやぬいぐるみが。介護休暇で多くの社員が出社できない状況を描き、残った社員が深夜残業に追われる様子が描かれます。さらに、システム担当者も介護欠勤中で、重要な仕事が滞り、ボーナスまでもが絶望的になっていく展開です。
第3話・第4話|学校編
英語の授業の先生が介護で欠席し、代打の先生も早退。給食の時間には、給食担当者も介護休みのため、おにぎりだけという事態に。子どもたちの「当たり前」が徐々に失われていく様子が描かれています。
第5話・第6話|病院編
急な手術が必要な患者がいるにもかかわらず、執刀医が介護休診で不在。高額な手術代を要求する謎の無免許医が登場するなど、コミカルな演出の裏に、笑えない現実が透けて見えます。
市民参加型コメントキャンペーン「なくなると困る当たり前」
「あなたの暮らしで、なくなると困る『当たり前』を教えてください。(例:バス、保育園、スーパー、ゴミ収集 など。)」をテーマに、市民からのコメントを募集しています。寄せられたコメントはワードクラウドやランキング形式で集計・公開され、今後のショートドラマの題材として活用される可能性もあります(個人が特定される情報は扱いません)。
配信概要
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企画名:「#本日介護につき」(ショートドラマシリーズ全6話)
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配信開始:2026年3月11日(水)より順次公開
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配信先:
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Instagram: @onetoyonaka
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TikTok: @toyonakakaigohodo
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YouTube: 豊中市介護保険事業者連絡会
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ハッシュタグ:#本日介護につき #豊中市 #会釈のできる地域づくり
関連情報・参加方法
企画の全体像、どなたでも参加できるイベント情報、介護従事者向け情報は、公式Instagramプロフィールのリンクより確認できます。
一般社団法人 豊中市介護保険事業者連絡会について
2000年に任意団体として発足し、2024年に一般社団法人となった豊中市介護保険事業者連絡会は、「地域に密着した介護支援」を目標に掲げています。行政とも連携しながら、豊中市にお住まいの方々と介護事業者をつなぐ活動を続けています。
後期高齢化社会や2040年問題を見据え、連絡会が目指すのは「会釈のできる地域づくり」です。介護事業者が互いに繋がり、地域の方々とも繋がり、道で会えば「会釈」をし合えるような、つながりに満ちた未来を築いていくことを願っています。
本企画「#本日介護につき」は、豊中市から事業費助成を受け、豊中市域における介護分野の人材確保と定着支援を目的とした「豊中市介護の未来創造支援事業」の一環として制作・発信されています。

