障がい児育児とキャリアの両立を支援!チーム型プロジェクトワークサービス「ファミケアワークス」β版が提供開始

障がい児育児に奮闘しながらも、プロとしてのキャリアを諦めたくないと願う人々を支援する新しいサービスが誕生しました。株式会社NEWSTAが運営するファミケアは、疾患・障がい児を育てる保護者が経験を活かして働けるチーム型プロジェクトワークサービス「ファミケアワークス」のβ版提供を2026年3月17日に開始しました。

「ファミケアワークス」とは

「ファミケアワークス」は、疾患・障がい児を育てながらも仕事に関わり続けたいと考える人々のための新しい働き方を提案します。このサービスでは、時間やシフトに縛られることなく、プロジェクト単位でチームと協力しながら仕事を進めることが可能です。

事務、秘書、ディレクション、マーケティングといった実務経験を持つ人材が、医療・福祉・障がい分野を中心としたプロジェクトに参加します。チーム型で業務を進めるため、急な家庭での対応が必要になった際にも無理なく仕事に関われる仕組みが採用されています。

従来の働き方とファミケアワークスの働き方

β版の先行登録

現在、「ファミケアワークス」のβ版では、キャリアや経験を活かして働きたい障がい児の家族20名を先行募集しています。同じ企業または同じ業種での実務経験が3年以上ある方が対象です。登録後は面談を通じて経験やスキルを確認し、それぞれに合った形で仕事への関わり方を検討します。

詳細および登録は以下のサービスページで確認できます。

ファミケアワークスβ版 サービスページ: https://lp.famicare.jp/famicare-works

サービスリリースの背景

疾患・障がい児を育てる家庭では、通院や療育、急な体調変化などにより、従来の就業形態で働き続けることが難しいケースが多く見られます。このため、豊富な経験やスキルを持つ人材がキャリアを中断せざるを得ない状況が生まれています。

一般の母親の就労率が約70%以上であるのに対し、障がい児の母親の就労率は約49%と、約20%低い状況が報告されています(※1、※2)。

一方、社会全体では2050年には日本の生産年齢人口が約2100万人減少すると予測されており(※3)、企業側も人材不足に直面しています。このような背景から、実務経験を持つ人材が活躍できる新しい働き方が求められています。

ファミケアは、疾患・障がい児を育てる家族を中心とした組織を構成し、昨年度は約330%のブランド成長を実現していると報告されています。このノウハウを活かし、疾患・障がい児を育てながらも経験を活かして仕事に関わり続けられる仕組みとして「ファミケアワークス」が立ち上げられました。

悩みへの対応

今後の展望

「ファミケアワークス」は、疾患・障がい児育児とキャリアの両立という課題に対し、新しい仕事への関わり方を広げていくことを目指しています。また、育児やケアによって失われている潜在的な労働力の社会復帰にも貢献することを目指します。

β版では先行20名限定ですが、今後は職種や規模の拡大、経験領域以外へのジョブチェンジなども含めてサービスの拡大が予定されています。参加メンバーや企業との連携を広げながら、疾患・障がい児を育てる人材がキャリアを止めることなく活躍できる機会や、企業において疾患・障がい児を育てる家族が働き続けられる環境を増やしていくことが期待されます。

事業開発者のコメント

ブランドソリューション事業部ファミケアワークスチームの渡邉愛氏は、医療的ケア児である娘を育てる母親です。長期入院や通院が続き、働きたい気持ちがありながらも社会復帰が難しい状況を経験したといいます。仕事を探す中で、スキルよりも「通院や入院の可能性」を問われることが多く、キャリアを続ける選択肢の少なさを実感した経験が、「ファミケアワークス」立ち上げのきっかけとなりました。

「かつての自分のように、疾患・障がい児育児をきっかけにキャリアが止まってしまった方に、新しい働き方の選択肢を届けたい」と渡邉氏は語っています。

事業開発者の渡邉愛氏と赤ちゃん

関連情報

ファミケアについて

ファミケアは「疾患・障がい児家族の毎日を楽しく!」を掲げる障がい児育児のためのブランドです。ポータルサイトや相談Q&Aアプリ、支援検索サービスを提供しており、全国1万5000を超える家族、100以上の障がい児支援事業者によって利用されています。

famicare(ファミケア)のロゴ

株式会社NEWSTAについて

株式会社NEWSTAは「あたりまえを、あたらしく」をパーパスに掲げるスタートアップ企業です。NewStyle & NewStanderdを提案し、社会や家庭に懸命に取り組む人々が幸せなライフスタイルを送ることを目指しています。東京都女性ベンチャー促進事業APT women7期に採択され、東京都福祉局が認定する共生社会の理念に賛同する企業・団体です。

参考資料

本件サービスに関するお問い合わせ


Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77