日本最大級の社会的養護施設オンライン見学フェアが開催
特定非営利活動法人チャイボラは、社会的養護施設における人材不足の解消を目指し、日本最大級の就職イベント「児童養護施設などのオンライン見学フェア」を2026年5月9日(土)から5月24日(日)にかけて開催すると発表しました。
このイベントは、児童福祉の仕事に興味を持つ人々を対象に、児童養護施設や乳児院、自立援助ホームなどの施設をオンラインで見学できるものです。昨年度は全国92施設、677人の求職者や学生が参加しましたが、今年度はさらに規模を拡大し、全国から129施設が参加します。特に注目すべきは、社会的養護の6種別施設に加え、障害児入所施設も出展する点です。
社会的養護施設が抱える人材不足の課題
社会的養護施設には、虐待や経済的な問題、親の養育困難など、さまざまな事情を抱える子どもたちが暮らしています。一人ひとりの子どもに適切なケアを提供するためには十分な職員数が必要ですが、多くの施設で人材不足が深刻化しており、1名の職員が15名以上の子どもを見なければならない時間帯も少なくありません。

施設側は人材確保に努めていますが、子どもの安全への配慮から閉鎖的になりがちな業界の特性や、広報専任の職員がいないこと、公的資金に広報費がないことなどから、情報発信が十分に行われていない現状があります。このため、求職者に施設の魅力が伝わらず、人材確保が困難な状況が続いています。

チャイボラは、このような課題を解決し、社会的養護施設における人材不足の解消を実現するため、本オンライン見学フェアを実施しています。
イベントの魅力と参加メリット
1. 全国129施設が参加、多様な施設種別を見学可能
本イベントでは、児童養護施設、乳児院、自立援助ホーム、母子生活支援施設、児童自立支援施設、児童心理治療施設の社会的養護6種別すべてに加え、障害児入所施設も出展します。これにより、参加者は様々な施設の種類や特徴を一度に比較検討することができます。
2. オンライン開催で気軽に複数施設の話を聞ける
オンライン(Zoom)での開催のため、遠方にある施設や、普段は見学に躊躇してしまうような施設にも気軽にアクセスできます。3回のブレイクアウトルームで複数の施設から説明を聞くことができ、質問時間も豊富に用意されているため、自分に合った施設を見つけるための貴重な機会となります。
3. 「面接対策BOOK」を参加者全員にプレゼント
全国50施設の採用担当者への調査に基づき作成された「面接対策BOOK」が、参加者全員に贈呈されます。採用面接でよくある質問が分類ごとにまとめられており、自身の回答を考える上で役立つ一冊です。
4. 施設への手厚いサポート
広報専任職員がいない施設のために、チャイボラがプレゼンテーション用のテンプレートを提供し、内容のアドバイスや添削を行うなど、施設の魅力を求職者に伝えるためのサポートを実施しています。
参加者の声と施設の期待
昨年度の参加者からは「一度に複数の施設の話を聞けて、各施設の違いを比較しながら知ることができた」「オンラインなので気軽に参加できた」といった好評の声が寄せられています。また、施設側からも「実際に採用に繋がっており、採用活動とノウハウを学ぶ良い機会」「普段見学会に来てもらえなかったが、今回多くの方に来ていただけた」といった声が聞かれています。
こんな方におすすめ
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施設の仕事に興味があるものの、情報収集が難しいと感じている方
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就職はまだ考えていないが、どんな職場か知りたい方
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施設が遠方にあり、見学になかなか行けない方
イベント詳細・お申し込み
「児童養護施設などのオンライン見学フェア」の詳細確認とお申し込みは、以下のページから行えます。
URL: https://event.chabonavi.jp/fair2026
特定非営利活動法人チャイボラは、「こどもたち一人ひとりが大切に育てられる世の中」を目指し、社会的養護施設における職員不足の解消に貢献しています。このイベントが、福祉の現場に新たな人材を呼び込むきっかけとなることが期待されます。
NPO法人チャイボラについて
NPO法人チャイボラは、東京都豊島区に所在し、代表理事は大山 遥氏が務めています。児童養護施設を含む社会的養護施設の職員確保と定着を支援する国内唯一の団体として活動しており、こども家庭庁の事業にも採択されています。主な活動は、社会的養護総合情報サイト「チャボナビ」の運営、施設見学会の企画運営、大学などへの出張授業、職員研修の運営など多岐にわたります。
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NPO法人チャイボラ公式HP: https://chaibora.org
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社会的養護 総合情報サイト「チャボナビ」: https://chabonavi.jp/

