発作の記録をデジタル化して負担を軽減する「Asuly(アスリー)」が、新たに発作記録機能をリリースしました。障がい児を育てる家庭が直面する健康管理や記録の負担を緩和し、家族の安心と絆を深めることを目指しています。

新たに「発作記録機能」をリリース

「アスリー」は、家族間のコミュニケーションを促進するコミュニティ機能や、お子さんの成長と健康をサポートするヘルスケアツールを搭載したアプリです。2024年11月11日にサービスを開始し、発達障害・重度障害・医療的ケアが必要なお子さんを持つ親御様を中心に、令和6年12月10日時点で250家庭以上が利用しています。

障がいを持つお子さんの中には、てんかんなどの発作を経験するケースが少なくありません。しかし、発作の発生日時や状況を記録することは育児における大きな負担となっています。この課題に対応するため、「アスリー」は簡単で直感的な発作記録機能を開発しました。

障がい児育児は家族だけでなく社会全体で支えるべき重要な課題です。「アスリー」は、障がい児を育てる家庭が孤立せず、安心して毎日を過ごせる世界を目指しています。今回の発作記録機能は、既存のコミュニティ機能や健康管理機能と組み合わせて利用できます。

機能の特徴

ワンタッチで簡単記録

発作が起きた時間や内容をアプリ上で即座に記録可能。忙しい日常でも手軽に使えます。

記録を見える化

症状の推移やパターンを一目で把握できるグラフ機能付き。治療の進捗管理にも役立ちます。

医療連携をサポート

記録したデータを医師や家族と簡単に共有可能。適切な治療のための強力なサポートツールとなります。

発作記録の重要性

英国NICEガイドラインや米国てんかん協会の研究では、発作記録が治療の精度向上やトリガー特定に重要であることが指摘されています。

今回の機能は、これらの研究を参考に設計されました。

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運営会社:合同会社がじゅまるの木について

がじゅまるの木は、
「今」一瞬一瞬を生きる子どもたちと育児を支え、
「今」必要な安心できる居場所を届けたい。

子どもの医療ケアで24時間ケアにあたっているパパやママがいます。
子供の頻繁なお熱でキャリアを諦めた女性がいます。
育児を誰にも相談できず心苦しさを感じている親がいます。
​私たちは、そんな親や子供・支援者の言葉から生まれるサービスを実践し、社会全体で子供を抱きしめ、手を取り合う社会の実現を福岡から目指します

【会社概要】

社名:合同会社がじゅまるの木
本社所在地:福岡県福岡市東区箱崎4丁目5‐19げんきビル3階
代表社員:中野 史也
事業内容:
「多機能型事業所 がじゅまるの家」
「放課後等デイサービス がじゅまる」
「VisitNursing がじゅまるキッズ」
「キッズリーフの病児保育」
「がじゅまる保育園」

設立:2022年3月

HP:https://www.gajyumaru-no-ki.net/

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77