神奈川県は、障害福祉分野で働く人々や仕事の魅力を広く伝えるため、音声番組「ずれずれ」のポッドキャスト配信を開始します。この取り組みは、若い世代をはじめとした多様な層に障害福祉への関心を持ってもらうことを目指しています。

音声番組「ずれずれ」のロゴ

番組「ずれずれ」のコンセプト

「ずれずれ」は、神奈川県内の障害福祉現場で働く職員や、福祉・地域に関わる様々なゲストを招き、彼らのこれまでの歩みや生い立ち、仕事に至るまでの道のりを深く掘り下げていくトーク番組です。日々の暮らしや仕事の中で感じてきた思いや経験について語り合います。

番組では、「思い描いていた仕事像と現実とのずれ」や「他者との価値観のずれ」、「社会とのずれ」といったテーマに焦点を当てます。これらの「ずれ」を、ポジティブな側面だけでなく、一見ネガティブに見える側面も含めて、その人らしさや働き方を形づくってきた大切なプロセスとして捉え直すことで、福祉に関わる人々のリアルな姿を伝えていきます。

番組MCの紹介

番組のMCを務めるのは、社会福祉法人愛川舜寿会 理事長の馬場 拓也氏と、山下 かおり氏です。

番組MCの馬場拓也氏(右)と山下かおり氏(左)

馬場 拓也氏

1976年神奈川県生まれ。大学卒業後、外資系ファッションブランドでの勤務を経て、2010年に社会福祉法人愛川舜寿会に参画しました。特別養護老人ホーム「ミノワホーム」の庭を地域に開放した「ミノワ座ガーデン」や、インクルーシブ保育を行う「カミヤト凸凹保育園」を開園するなど、多岐にわたる活動を展開しています。2022年には「春日台センターセンター」や洗濯事業「洗濯文化研究所」を開設し、「グッドデザイン金賞」、「2023日本建築学会賞」など数々の賞を受賞しています。共著に「わたしの身体はままならない(河出書房新社)」、「壁を壊すケア(岩波書店)」などがあり、日本社会事業大学大学院福祉マネジメント修士課程を修了しています。

山下 かおり氏

1994年神奈川県生まれ。高校卒業後、スイス・ジュネーブへクラシックバレエ留学。欧米でのバレエ団就職活動を経て、2014年にアメリカ・ニューヨークのバレエ団に入団しましたが、世界で活躍することの厳しさを実感し帰国しました。2016年に大阪大学人間科学部に進学。知的障害のある兄の影響から福祉に関心を抱きましたが、まずは社会の仕組みや日本の実情を広く知りたいと考え、地域ブランディングの会社に就職。3年間勤務したのち、就労移行支援事業所に転職しました。現在は、障がいのある家族の当事者として、障がいのある人もない人も共に活躍できる社会の実現を目指し、松下政経塾で研鑽を重ねています。

配信媒体と今後のスケジュール

音声番組「ずれずれ」は、「Spotify」、「Apple Music」、「Amazon Music」で配信される予定です。各配信媒体へのリンク先などの詳細情報は、神奈川県のホームページで順次公開されます。

配信開始日は、Spotifyでは2026年2月5日(木曜日)12時が予定されています。Apple Music、Amazon Musicについても順次配信が開始されます。2回目は2月12日(木曜日)、3回目以降は隔週での配信が予定されています。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77