Last Updated on 2019年12月21日 by 菅間 大樹

受験者数約4600人、倍率19倍の難関に

人事院は26日、雇用水増し問題を受け障害者に限定した2019年度の国家公務員試験で、244人が合格したことを発表しました。合格者は12月以降、中央省庁や出先機関にて常勤職員として採用されることになります。
なお、受験申込者数は約4600人で、競争率は約19倍とのこと。合格者の内訳は、精神障害63.1%、身体障害36.5%、知的障害0.4%。

勤務の開始時期は合格者の意向に合わせるため、年内を希望する約80を除き、来年1月以降になる見通し。
また、各省庁は法定雇用率2.5%の達成に向け、本試験とは別に非常勤職員の採用もすすめているとのことです。

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菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77