Last Updated on 2023年6月28日 by 菅間 大樹

【内容情報】(出版社より)

この1冊で、医療・介護の仕組みがざっくり分かる!

医療・介護の経営情報誌『日経ヘルスケア』で経営者向けの記事を執筆している記者が、記事の前提知識となる医療・介護の制度や業界動向など65項目について、豊富な図表を使ってコンパクトかつ丁寧に解説しました。各項目は2~10ページで完結するため、時間をかけずに気になる項目から順番に読み進められます。

厚生労働省をはじめとする公的機関の資料だけでは理解しにくい部分を、記者が言葉を補って説明しています。公的機関などの公表データを数多く引用しており、客観的事実や数値に基づき医療・介護の全体像をつかむことができます。

重要な語句にはマーカーを引いているため、効率的にポイントを押さえられます。さらに、各項目の重みや位置付けが分かりやすいよう、「今後の見通し」として編集部独自の見解を加えています。

これから医療・介護業界で働く新入職員や、医療・介護業界で働いていて専門外の知識を身に付けたい人、医療・介護業界を顧客とする他業種の人などにもお勧めの1冊です。

<目次>
[TREND]記者が読み解く最新トレンド
・マイナ保険証
・かかりつけ医制度
・医師の働き方改革
・介護職員の処遇改善
・科学的介護情報システム
・医療・介護DXの推進

[1]医療を取り巻く制度
・日本の社会保障制度
・公的医療保険制度
・診療報酬の仕組み
・診断群分類別包括評価支払い制度(DPC/PDPS)
・保険外併用療養費制度
・高額療養費制度、高額介護合算療養費制度
・公費負担医療制度
・医療計画

[2]医療を提供する施設と提供形態
・医療機関の種類
・病床の種類と病床数
・医療機関で働く主な職種
・一般的な医療提供の流れ
・急性期医療
・急性期後、軽度急性期医療
・回復期医療
・慢性期医療
・外来医療
・在宅医療
・オンライン診療
・訪問看護
・入退院支援の重要性

[3]医療機関の経営状況と患者動向
・医療機関の収益・費用の構造
・医療機関の経営状況
・入院患者数と需要の推移
・外来患者数と需要の推移
・在宅患者数と需要の推移

[4]介護を取り巻く制度
・介護保険制度の仕組み
・介護費用と要介護認定者数の推移
・要支援・要介護認定までの流れ
・介護サービスの種類とサービス給付の条件と仕組み
・ケアマネジメント(居宅看護支援、介護予防支援)
・区分支給限度基準額とは
・利用者負担割合と高額介護サービス費
・地域包括ケアシステム
・地域包括支援センターの役割と設置状況
・介護保険事業計画

[5]介護保険サービスと関連サービス
・介護保険サービスを提供する事業者
・介護サービスで働く主な職種
・居宅介護支援
・訪問サービス
・居宅療養管理指導
・通所サービス
・短期入所サービス
・特定施設入居者生活介護
・福祉用具貸与・販売、住宅改修
・地域密着型サービス
・施設サービス

[6]主要介護サービスの動向
・介護サービスの利用状況
・訪問サービスの動向
・通所サービスの動向
・施設サービスの動向

[7]高齢者住宅
・高齢者住宅の種類、住宅数の変化
・有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
・認知症高齢者グループホーム

[8]国の社会保障関連政策
・日本の保険財政と国民医療費の推移
・全世代型社会保障
・地域医療構想
・地域医療連携推進法人
・社会福祉連携推進法人

  • 出版社 ‏ : ‎日経BP
  • 発売日 ‏ : ‎2023/4/20
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎256ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。