【内容情報】(出版社より)

『聞こえのワークブック』は、聞こえにくさをもった方々と一緒におられる方へ向けて作られた本です。「聞こえにくさ」は一人一人異なっており、その方に適した方法を探さなければなりません。しかし、本人の努力だけで解決しないことの方がむしろ多いのではないでしょうか。

近年、障害に対する個人の技量の向上を目指して、セルフアドボカシーという考え方が提唱されています。セルフアドボカシーとは障害のある当事者が、必要なサポートを獲得するために自分で周囲と交渉、同意に至る技術のことです。聞こえにくい方々がこの技術を身につけ、聞こえにくいことが劣ったことでないと考え、自尊心をもって対応できることが、その方の生き方を変えることにつながります。
聞こえにくさを持つ本人および近くの人が、この本に書き込み一緒に学ぶことで、積極的に生活を楽しむきっかけとなれば幸いです。

  • 出版社 ‏ : ‎梓書院
  • 発売日 ‏ : ‎2023/4/20
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎132ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。