【内容情報】(出版社より)

☆☆☆双極症(双極性障害)があっても働き続けるヒント集!☆☆☆

躁状態がなくなっても、私らしく生きられる。
――ハヤカワ五味(実業家・双極症当事者)

専門的知識・経験を元にした体系的な記載と、ご自身の双極症体験という個人的な記述とが見事に融合して、今までにない書物になっていると思います。
――加藤忠史(順天堂大学医学部精神医学講座教授)

※以下のハッシュタグをつけて本を紹介しよう!
#双極はたらく本

双極症(双極性障害、躁うつ病)とは、
「長期間にわたって気分の波が上がったり(躁状態・軽躁状態)、
下がったり(うつ状態)を繰り返す病気」のことです。

この気分の波は、日常生活だけでなく、仕事上でも現れます。
本人も周囲も症状に気づかないまま、躁状態になり、
その後すぐにうつ状態に陥り、休職や退職に至ってしまう…。

このように短期間で不本意な転職を繰り返してしまい、
「長く働き続けるのは難しいのではないか」と感じる方は多いようです。
またこの双極症という病気は、うつ病と比べても、長期的に安定して働くための情報が乏しく、
対処法を見つけるのが難しいと感じる方も少なくありません。

しかし、薬を飲みながら通院したりセルフケアしたり、周囲の配慮などがあれば、
一般就労でも穏やかに長く働くことができるといわれています。

本書は、双極症に突然発症し、何回も休職・転職を繰り返しながらも、
13年も気分を安定させながら穏やかに働くことができた著者による、
「疾患・症状との付き合い方」を網羅的にまとめたものです。
躁状態での対処法、うつ状態での対処法、躁・うつ状態になる予兆の見つけ方など、
マンガを交えながらわかりやすく解説しています。

あくまで双極症当事者の一例に過ぎず、唯一の答えではありません。
でも、この中に書いていることが一つでも、
皆さんが「生きやすくなるヒント」になれればと思っています。

【著者が実践しているコツの一部】
●イライラしたら「コミュコスト」を上げてみる
●過激な刺激を避け、1人で過ごすコツ
●躁状態にのめり込む前に「攻めの有給」を取ろう!
●ネガティブになったらAIに聞いてみる

【本書を120%活用できる2大特典付き!】
○特典1:働く中での躁うつ症状と対処法152
○特典2:双極トリセツワークシート

【目次】
序 章 躁状態の1日、うつ状態の1週間、混合状態の1日
第1章 双極症とはどんな病気か
第2章 躁状態とうまく付き合う
第3章 うつ状態とうまく付き合う
第4章 「双極トリセツ」をつくる
第5章 躁うつの波と付き合いながら生きていく
巻末コラム(加藤忠史)

  • 出版社 ‏ : ‎秀和システム (2024/9/27)
  • 発売日 ‏ : ‎2024/9/27
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎200ページ

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77