【内容情報】(出版社より)
体罰、発達障害などの問題を背景に、子どもと学校の先生との楽しいやりとりが描かれています。
①すぐ拗ねる子
②拗ねたら長い子
③喧嘩っ早い子
④自分勝手な子
⑤素直に謝れない子
⑥仲直りが苦手な子
⑦手遊びが多い子
⑧下品なことを言う子
⑨反抗的な子
⑩友達にちょっかいをたくさんかける子
作者の失敗経験(必要以上にネチネチ怒ってしまった、怒鳴ってしまった)を元に、「怒り」を「笑い」に変えるエピソードやアイデアが、子ども目線で描かれています。
自分が悪いことをしたのに素直に「ごめんなさい」を言えない子が登場します。
「ちゃんと謝りなさい!」と怒鳴ってしまうと、子どもは心を閉ざしてしまいます。
怒鳴る方も、余計にイライラが大きくなっていきます。
でも、「ごめんなさ」まで言ってあげて、最後の「い」だけを言うように促すと、子どもは笑顔で「い」と言います。
次は、「ごめんな」まで言ってあげると、「さい」と続きを言うようになります。
次は、「ごめん」まで言ってあげると、「なさい」と続きを言うようになります。
だんだん、「ごめんなさい」を言えるようになっていきます。
怒ってばかりいた大人、怒られてばかりいた子ども、どちらも笑顔になる本です。
怒ってばかりいた相手を、可愛らしく思える本です。
学校現場だけでなく、保育や育児、人材育成に関わる方にも、是非、手にとっていただきたい絵本です。
- 発売日 : 2020/12/24
- オンデマンド (ペーパーバック) : 68ページ
- ISBN-10 : 4910180370
- ISBN-13 : 978-4910180373
- 出版社 : アメージング出版
- 言語 : 日本語