【内容情報】(出版社より)

強迫性障害を抱える著者から、強迫に悩む方々へ。

私は地獄のような、強迫という世界を経験してきました。この本では、私がいつどのようにして、強迫性障害を発症したのか、そして、苦しみながら、どのような症状と闘ってきたのかが書かれています。また、精神薬や精神科についての私の考え、私が薬に依存して、過剰摂取を度々繰り返していたことにも触れています。他には、体と心のどちらから、どのようにアプローチをしていけば良いのか、というアドバイスもあります。そして、栄養療法を始めとする代替療法などの紹介もしています。

また、人間の尊厳、生きることの大切さなどについて述べています。強迫や不安が起きるしくみに対する考察も記しました。ご家族へのメッセージもあります。その他、私が強迫を改善するに当たり、役立った考え方や行動について述べています。考え方や行動が変わると、自分を取り巻く現実が変わってくるのです。強迫は、その性質をよく知ることが改善のポイントです。そして、強迫をすぐに治そうとするよりも、まずは強迫と共存すること、強迫と共に生きることこそが、改善への近道なのです。この本は、私と同じく強迫を抱える方々やそのご家族、身近な方々の、きっとお役に立つはずです。

  • 出版社 ‏ : ‎パレード
  • 発売日 ‏ : ‎‎ 2021/6/15
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 118ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。