【内容情報】(出版社より)
“教育”というと勉強?
“勉強する”って「教科書があって、問題を解いたり、講義を受けたりすること」??
勉強が嫌い、勉強してほしい(させたい)と困っている方は、けっこう皆さんそう思い込んでいます。
しっかり学んで力をつけ、自立した大人になってほしいと願う心はたしかです。
しかし、固定観念に縛られた“教育”によって成長した若者たちの姿は、必ずしも求めていたような状況にはなっていないのではないでしょうか?
本書では、現在“教育問題”として語られているものを、認知発達に基づく指導現場の視点から捉えなおし、発達障害なども含めた現在の“常識”的な理解の仕方にも問題提起をしています。
そして、目の前にいる子どもたちひとりひとりが直面している状態を乗り越えるために、教師や親がどのように向き合って行くべきかと展開していきます。
“教育論”というと、正論や理想論になりがちですが、本書は認知心理学などの知見を取り込むことでロジカルに新たな視点を得られる一冊です。
【目次紹介】
第1章 現代教育の問題~教育が抱える固定観念とは~
第2章 発達障害も含めて、認知特性や個性を理解する
第3章 結局、どうすればいいの?理論を実践する方法論
- 出版社 : Book Trip
- 発売日 : 2021/7/2
- オンデマンド (ペーパーバック) : 122ページ