【内容情報】(出版社より)
生活保護担当になった! 何をすればいいの?
はじめて生活保護業務に携わる方へ!
まずは本書で制度と業務をざっくり押さえる!
◆業務で困ったとき、知らない用語が出てきたときに、さっと開いてその場で解決!
◆都道府県本庁や生活保護行政を実際に担っている福祉事務所でのケースワーカー経験を持つ執筆陣による現場目線の1冊です!
◆「相談事例」「クレーム対応」「訪問時の持ち物」「説明の仕方、話し方のコツ」など現場目線のコラムも!
目次(抄)
第1章 生活保護とは
1 日本における公的扶助の歴史
2 生活保護制度の概要
3 生活保護受給世帯の状況
4 面接相談から保護開始まで
5 被保護者の権利と義務
第2章 生活保護担当の仕事
1 はじめに
2 生活保護担当の一日
8: 30 病院からの電話/10: 00 変更処理/13: 00 来所対応―ケースが事務所にやってきた/14: 30 家庭訪問―ケースの生活状況のチェック/16: 00 対応したケースの記録作成
3 月間スケジュール
定例支給日:原則毎月5日/締日:毎月20日前後/ケース診断会議―重要案件の検討/事務研究会―関係職員が「全員集合」
4 年間スケジュール
児童扶養手当認定額の変更/年金認定額の変更/課税調査/資産申告書徴取/一括認定
5 関係各機関との連携
主な連携先/連携のあり方
6 生活保護担当の業務 71
「揺りかごから墓場まで」「オールマイティに」関わる仕事/ときには危険なこともある仕事/誘惑に直面する仕事/まとめ
7 生活保護担当の「心構え」3か条
第1条 ケースの人生に関心を持つこと/第2条 生活保護手帳を使いこなすこと/第3条 保護費の支給額を間違えないこと
8 厚生労働省及び都道府県指導監査対応
監査の仕組み/監査で指摘が多い事項/監査前にやっておくこと
第3章 知っておくべき根拠法令と用語の解説
1 はじめに
2 知っておくべき根拠法令
生活保護制度の法令体系/保護の実施要領/法定受託事務と処理基準/処理基準と技術的助言/保護の要否判定
3 各扶助の解説
保護の種類/生活扶助/住宅扶助/教育扶助/医療扶助/介護扶助/出産扶助/生業扶助/葬祭扶助
4 保護の実施要領
実施責任/程度の決定/収入認定/生活保護法第63条/一時扶助/生活保護における外国人の取り扱い
5 職場で飛び交う基本用語
ケースワーカー/査察/簡易宿場/職権保護/29条調査/63(ロクサン)/要保護者、被保護者/世帯分離/医療券/指示書/移送費/家具什器費/ケース移管/宿提(シュクテイ)/救護/更生/宿泊所/特養/老健/有料
/78(ナナハチ)/○都(マルト)
6 不服申し立ての解説
不服申立制度/不服申し立ての仕組み/審査請求のおおまかな流れ/各手続き等の解説/裁決の拘束力
7 押さえておくべき裁判例
朝日訴訟/東京老齢加算訴訟/福岡市学資保険訴訟/損害賠償請求事件/大阪申請権訴訟/高訴訟/大阪海外渡航訴訟
コラム
訪問調査の大切さ/クレーム対応/コミュニケーション能力向上のカギは”観察眼”にあり!/訪問時の持ち物/まずはケースのニーズに応えることを意識しよう!/服装の選び方/失敗談から学ぶ…
- 出版社 : ぎょうせい
- 発売日 : 2021/7/31
- 単行本(ソフトカバー) : 159ページ