【内容情報】(出版社より)
しんどさを手放し、もっとラクに生きるために中学生・高校生から大人まで知っておきたい自分でできる心のケア
■しんどいな…と感じたら
「学校に行きたくない」
「自分の居場所がないと感じる」
「なんとなく心がモヤモヤしている」
思春期に「しんどい」と感じるのは、誰にでも起こり得ることです。
この本では、その「しんどさ」の理由を知り、少しでもラクに生きるために、
自分でできる心のケアを解説しました。
■しんどさを手放し、ラクに生きるためのスキルを紹介!
人は、生きている限りストレスとは無縁ではいられません。
ストレスを感じたときに、体や心のしんどい状態を少しでもやわらげるスキルを紹介。
・自分を苦しめる「できごと」を、「見える化」し、観察するモニタリング
・観察したものを眺め、味わい、手放すマインドフルネス
・心が危機に陥った時のために作っておきたい「心のお助けノート」
など、手軽にできるセルフケアがたくさんあります。
そして、自分自身ではどうしようもない時の「SOSを出すスキル」も紹介しました。
【目次】
第1章 しんどさの理由を知ろう
第2章 しんどさの原因から自由になろう
第3章 しんどさを手放しラクに生きるスキル
第4章 SOSを出すスキル
Q&A そのしんどい悩み、お答えします!
■著者プロフィール
増田 史(ますだ・ふみ)
精神科医、医学博士。2010年に滋賀医科大学医学部卒業後、初期研修を経て、
2012年に滋賀医科大学精神医学講座に入局。
脳波を用いた脳機能研究に取り組んでいたが、徐々にうつ状態となり、精神科を受診。
適応障害と診断される。休職やカウンセリングで少しずつ回復し、今も回復途上。
2021年より滋賀医科大学精神科助教。脳機能研究や児童思春期を中心とした臨床を行うほか、
精神疾患に対するスティグマ(偏見)解消にも取り組んでいる。
2児の母。出産と育児、また仕事との両立は「想像をはるかにこえてしんどい」。
- 出版社 : ナツメ社
- 発売日 : 2021/8/12
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ