【内容情報】(出版社より)

ひきこもり支援の新たなアプローチ
当事者の声から考えた「生きづらさを軽くする連続講座」のつくりかた


本書は、ひきこもりUX会議が「生きづらさを軽くする」というコンセプトで実施した連続講座『カルクナル・スタディーズ』での実践と成果をもとに、ひきこもり支援の新しいアプローチを提案する一冊です。

 UX会議が2021年に発行した『ひきこもり白書2021』では、なんらかの支援を利用したことがあると回答した実に9割もの当事者が「(既存のひきこもり支援に)課題を感じる」と回答しました。
 また、最近になって当事者たちから「自分自身を取り戻していくうえで、居場所だけでもなく就労支援だけでもない、“その間の場”が必要」という声が聞かれるようになりました。

 こうした声から、居場所や就労の支援とは異なる新たな支援の選択肢を増やす必要があると考え、動きたくても動けない「ままならなさ」からの解放にフォーカスして企画したのが、「生きづらさを軽くする連続講座」です。そして、“居場所と就労のあいだを結ぶ場”となるこの取り組みを、新たな支援のアプローチとして提案しようと考えつくったのが本書です。

◉このような方におすすめです
ひきこもり支援に携わる都道府県・市区町村の支援担当者及び関係部署/社会福祉協議会/民間支援団体/地域活動・福祉・教育関係者/民間企業の職員など

・ひきこもり当事者のニーズがいまひとつ分からない
・ ニーズに合った支援プログラムの作り方を学びたい
・ 安心できる「場」の作り方を学びたい
・ 新しい支援の在り方について考えたい
・ 何から手を付けたらよいのか分からない……etc.

【仕様】
A4版 p.64(表紙含む)
フルカラー

【目次】
はじめに

第1章 「生きづらさを軽くする連続講座」が生まれた背景
第2章 HOW TO 講座の組み立て方
第3章 HOW TO 講座の準備
第4章 なぜいま「生きづらさを軽くする連続講座」が求められているのか

巻末資料

【制作・発行】
一般社団法人ひきこもりUX会議

  • 出版社 ‏ : ‎JETDA personal publications
  • 発売日 ‏ : ‎2023/3/27
  • 大型本 ‏ : ‎64ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。