【内容情報】(出版社より)

地元新聞のタブロイド紙に不定期連載していた、発達障害の息子と過ごしてきた日々のエッセイを一冊の本にまとめました。連載当時、沢山の読者の方から励ましの言葉を頂いたことは宝物になっています。真っ暗なトンネルを歩いているような子育ての時代から、診断がおりたことで発達障害の正しい対処法を知り、成人するまでの二十数年間を笑いと涙で綴る随想録。巻末には、当事者であるたかぞう(仮名)本人による自身の今の思いを掲載、著者が目指した「怒らない子育て」についての思いも収録されています。
発達障害と診断された方がいらっしゃるご家族の方はもちろん、グレーゾーンかもしれないお子様をお持ちの方や身近にそれとおぼしき方がいらっしゃる優しい皆さんに、手に取っていただきたい一冊です。
広告デザイナーである母が、たかぞう(仮名)に編集ソフト「Adobe InDesign」の使い方を無理矢理覚えさせ、全くの独学で出来上がった奇跡の本。製本に関するマニュアルを読むのをめんどくさがった母の代わりに、真面目に読んで頑張ってくれました。たどたどしさもありますが、制作には何か月もかけて親子で作り上げたはじめての共同作品です。
この本を出す記念に、オタクな母は発達障害用のTwitterアカウントを開設しました。私は家族においてお母さんは太陽のように輝いているべきであり、顔が曇ったり雨が降るとそれを見上げる子供たちはもっと不安になってしまうと思っているので、障害を持つお母さんにこそいつも笑顔でいてもらいたいと思っています。みんなで励ましあえる場所になることを願っていますので、@oujisama_takazoをフォローよろしくお願いします!

●1999年からHPで約19年間連載、すぱいす本紙にも掲載されていた「スタッフ貴の育児日記」からも抜粋
●診断がおりた息子のことを「星の王子さま」と呼んでくれた、主治医となる医師の優しいエピソードとは
●中学時、友達とのトラブルから不登校になりかけた際に踏みとどまれた言葉
●家庭教師と共に中学受験を乗り越え、やっと入った高校生活がまさかの…
●webでのみ連載されていた、未完の「ようこそ星の王子さま 成人編」感動のラストが収録
●わかる人にはわかる独特の言い回しで綴る、発達障害に向き合うたかぞう(仮名)の「今」の思い
●巻末掲載、著者の最大のテーマ「おこらないということ」は通常発達の子育てにも

※何度も確認したはずですが、いくつも発見された誤字脱字…ご了承ください

  • 出版社 ‏ : ‎NextPublishing Authors Press
  • 発売日 ‏ : ‎‎ 2023/3/30
  • オンデマンド (ペーパーバック) ‏ : ‎100ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。