【内容情報】(出版社より)

筆者の八田部弘昌は2020年2月、劇症型ケトアシドーシスが原因の心臓発作で倒れ、その1カ月後の3月、1型糖尿病が原因の壊疽により左脚を切断し、身体障害者となりました。
筆者は、それ以来、身体的な変化だけでなく、体力が衰え切って、箸もろくに握れなくなった状態から、1年7カ月に及ぶ長期入院と自宅療養を経て、社会復帰を果たすまでの期間中のリハビリにより、何とか元のように生活し、外出もできるようになりました

 『車椅子でお出かけ』では、上記の経緯に加え、主に2021年10月の筆者の社会復帰後、車椅子や松葉杖で戸越銀座商店街をはじめとする様々な場所へ出かけての様々な人々との交流。
そして筆者の生活をサポートする鉄道など交通機関の職員やヘルパーさんを含めて介護職員などの
人々との交流。だけでなく入浴など、ふだんの生活の様子も書かれています。

そして、筆者なりの戸越銀座商店街を歩き回っての問題提起と提案など、良いことだけでなく、悪いことも含めて書いたたエッセーです。


車椅子でお出かけ

目次

はじめに

第1章 お出かけ大好き歩くの大好き

 いろいろ見たい

 片脚がないからこそ

第2章 はじめは松葉杖 今は車椅子  
 
 戸越銀座駅でのできごと
 
 駅員さんに感謝

 バスに乗る時は タクシーも

 雨の日はたいへん
 
 松葉杖から車椅子へ
 
 八田部弘昌専用車椅子

第三章 まち歩きで感じること

 入れるところ 入れないところ

 びっくり新幹線
 
 本当のバリアフリー

 身に沁みる人の優しさ

 品川の人々の心のあたたかさ

 心から感謝

むすび

  • 出版社 ‏ : ‎Independently published
  • 発売日 ‏ : ‎2023/4/28
  • ペーパーバック ‏ : ‎99ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。