Last Updated on 2021年10月16日 by 菅間 大樹

自閉症アーティストGAKUの、20歳記念画集本プロジェクトが大反響!

一般社団法人byGAKUが、7月21日からスタートさせたクラウドファンディングが8月30日をもって終了します。自閉症アーティストであるGAKUの20歳をむかえた記念画集本のプロジェクトは、クラウドファンディング開始から約2週間を経た8月4日、目標金額である250万円に早くも到達。その後も支援の勢いは衰えず、1,000万円を突破しました。

支援金は、GAKUの将来の足がかりになるように活用されるとのこと。また、目標金額を大きく上回ったことで当初予定していた印刷部数の増刷も検討されるほか、9月に開催予定のギャラリー活動などに使われるとのことです。

プロジェクト名:『byGAKU – 20』自閉症アーティストの記念画集プロジェクト

https://readyfor.jp/projects/bygaku20

クラウドファンディング実施期間:〜2021年8月30日(月)
支援金:5,000~1,500,000円
リターン:お礼カード、ギャラリー招待状、画集本、CD、複製プリント等
資金使途:画集製作

プロジェクト終了要項

●製作物    
画集・モデル写真集
●出版完了予定日    
2021年11月30日
●著者    
Gakuto Sato
●発行部数    
300部

GAKUについて

GAKUプロフィール 本名:佐藤楽音(がくと)。2001年5月1日生まれ、19歳の自閉症アーティスト。川崎市在住。3歳の時に自閉症と診断され、4歳の時に、当時最新の療育を提供していたといわれるアメリカ・ロスアンジェルスへ家族で渡る。以後、9年間ロスで療育を受けながら過ごす。14歳の時、日本に帰国。 中学卒業後は、父親が彼のために設立した福祉施設『アイム』が運営するフリースクール『ノーベル高等学院』へ入学。そこでCocoと出会い、絵を描くことに目覚める。現在は、生活介護『ピカソ』に在籍。プロのアーティストとして、年間約260枚という驚くべきペースで日々精力的に絵を描き続けている。( https://readyfor.jp/projects/bygaku20 より引用)

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77