ゲームで「共通の目標がある世界」を体感する学び
2025年10月11日に大阪・関西万博会場内で「いのち宣言」および「アクションプラン集」を発表した「いのち会議」は、すべてのいのちが輝く世界を目指し、多様なアクションを推進しています。その中の一つが、テクノロジーやゲームを活用し、共感と対話の輪を広げ、いのちのつながりを体感できる学びの場を広げる取り組みです。
SDGs(持続可能な開発目標)は、単なる知識の習得にとどまらず、「世界共通の目標がある世界」と「ない世界」の違いを実感することが重要であるとされています。この課題に応えるため、すなばコーポレーション株式会社は、ボードゲーム「Get The Point」を開発し、幅広い世代に提供してきました。

「Get The Point」は、SDGsの個々の目標を知るだけでなく、ゲーム体験を通じて「世界共通の目標があることの意義」を学ぶことを目的としています。プレイヤーは、共通の目標がある社会とそうでない社会をシミュレーションすることで、協力や対話の重要性を理解を深めることができます。このゲームは全国の自治体とも連携し、地域ごとの課題に合わせたカスタマイズ版も展開され、教育現場や地域コミュニティで活用されています。
視覚障がい者も共に学ぶ「Touch The Point」の開発
この学びの場をさらに多くの人々に開かれたものにするため、現在、視覚障がい者もプレイできる「Touch The Point」の開発が進められています。「触れること」をゲームの根幹とし、視覚の有無にかかわらず誰もが一緒に学べる設計が試みられています。さらに、視覚障がい者自身がファシリテーターとなり、学びの場を提供する仕組み作りにも挑戦しています。

未来を共創する社会へ向けた3つのアクション
すなばコーポレーション株式会社は、2050年に向けて以下の3つのアクションを推進する予定です。
- 「Get The Point」のさらなる普及と進化
これまでの実績を活かし、より多くの教育機関、企業、自治体と連携し、持続可能な学びの場を提供します。今後は海外展開も視野に入れ、世界共通の目標を考える場を広げていく計画です。 - 誰もが学び、対話できるインクルーシブな場の提供
「Touch The Point」を活用し、障がいの有無にかかわらず学びを共有できる機会を増やします。また、異なる背景を持つ人々が一緒に学べる体験型ワークショップの開発も進め、誰もが参加できる社会づくりを推進します。 - ゲームを活用した学習プログラムの拡大
ゲームを活用した「いじめ予防ワークショップ」の開発・実施など、社会課題に対してゲームという手法を活用し、体験を通じた学びの可能性を広げていきます。
SDGsや社会課題に関する学びは、単なる知識の取得ではなく、体験として深く理解することが重要です。いのち会議は、ゲームや対話型ワークショップを活用した教育の普及を通じて、誰もが未来を共創できるインクルーシブな社会の実現を目指しています。
参考情報
- 子どもと大人のSDGs 学習ゲーム Get The Point: https://www.sdgsgtp.com
- いのち会議: https://inochi-forum.org/


