Last Updated on 2025年12月25日 by 菅間 大樹
ケアの未来を拓く『ケアサミット2026』開催
介護のトータルケアカンパニーである株式会社土屋は、2026年3月7日(土)にAP新橋およびオンラインで『ケアサミット2026―立場を超え“利用者のための共創”を実現するには ―』を開催します。
このイベントは、官公庁、民間企業、学術機関といった多様な立場の専門家が一堂に会し、ケアの分野における「営利と非営利」や「ケアの質と量」といった二項対立の課題を乗り越え、利用者中心の共創のあり方を深く議論することを目的としています。

“ケアサミット”とは
「ケアサミット」は、介護・福祉・医療など“ケア”に関わる多様なゲストを招き、ケアの未来について考えるイベントです。前回2025年6月に渋谷で開催された際には、作家の岸田奈美氏を含む8名のゲストが登壇し、「介護・ケア領域での情報発信」や「理想的なケア現場の実践」をテーマに議論が交わされました。オンライン・対面合わせて400名を超える参加者が集まり、大きな反響を呼んだことから、2026年の開催が決定しました。
官・民・学、さまざまな立場のメンバーが集結
「ケアサミット2026」では、官公庁、民間企業、非営利組織、学術機関の第一線で活躍する計14名のゲストが登壇し、多角的な視点から議論を深めます。
第一部:「医療・介護領域における、営利と非営利それぞれの役割を考える」(13:00〜14:15)
長年議論されてきた「営利と非営利」というテーマに対し、厚生労働省の障害福祉課長、早稲田大学の教授、そして営利・非営利に関連する団体の代表者がそれぞれの立場から役割や意義を深掘りします。
主な登壇者(敬称略)
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大竹 雄二(厚生労働省 障害福祉課 課長)

2000年厚生労働省入省。主に医療、介護、社会保障のデジタル化、障害者雇用などを担当。2025年より現職。 -
駒崎 弘樹(つながりAI株式会社 代表取締役)

2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型」病児保育サービスを開始。2025年、つながりAI株式会社を起業。 -
高浜 敏之(株式会社土屋 代表取締役 兼 CEO)

慶應義塾大学卒業後、社会福祉運動の現場へ。2020年8月に株式会社土屋を設立。重度訪問介護をはじめ、難病・障害のある方の地域生活支援を全国で展開。 -
松原 由美(早稲田大学 人間科学学術院 教授)

博士(福祉経営)、MBAを取得。福祉経営、社会保障制度、非営利組織、地域共生社会などを研究テーマとする。 -
MC: 町 亞聖(フリーアナウンサー)

1995年日本テレビにアナウンサーとして入社。2011年にフリーに転身。医療と介護を生涯のテーマに取材・啓発活動を続ける。
第二部:「ケアの質と量について、多様な視点から考える」(14:30〜15:45)
小規模から大規模まで、さまざまな現場でケアを実践している登壇者を招き、「ケアの質と量のバランス」をテーマに議論します。提供体制や現場規模の違いを踏まえながら、利用者にとってより良いケアのあり方を多角的に考えます。
主な登壇者(敬称略)
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大牟禮 康佑(あおぞらケアグループ代表/株式会社ACG・株式会社Lichi・社会福祉法人笑楽福祉会)

2006年に訪問介護事業所で起業。DXを推進し、福岡と鹿児島で年商40億円、スタッフ800名を擁するあおぞらケアグループを運営。 -
菅原 健介(株式会社ぐるんとびー 代表)

2015年、神奈川県藤沢市で日本初のリハビリ特化型小規模多機能居宅を立ち上げ、「ぐるんとびー」を創業。地域で支え合う介護の実現に尽力。 -
高浜 将之(株式会社土屋 常務取締役)

2002年より介護業界に転身。株式会社土屋の常務取締役として重度訪問介護・全国展開の事業統括を担い、地域生活支援の拡大にも関わる。 -
MC: 秋本 可愛(株式会社Blanket 代表取締役/KAIGO LEADERS 発起人)

2013年(株)Join for Kaigo(現、(株)Blanket)設立。「全ての人が希望を語れる社会」を目指し、介護・福祉事業者に特化した採用・育成支援事業を運営。
イベント概要
本イベントは2部構成で、途中入室・退出が可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日時 | 2025年3月7日(土)13:00〜16:00(開場 12:30) |
| 場所 | 対面参加:AP新橋 4F(〒105-0004 東京都港区新橋1-12-9) オンライン参加:Zoom(URLは申し込み後にお送りします) |
| 料金 | 対面参加:早割 900円(2/7まで)、定価 1,000円 オンライン参加:早割 400円(2/7まで)、定価 500円 |
| 申し込み方法 | Peatixよりお申し込み:https://caresummit2026.peatix.com/ |
| 対象者 | 介護や福祉・ケアに関心のある方、介護・福祉従事者、行政・自治体関係者、教育機関関係者など |
| 定員 | 会場250名/オンライン400名 |
| タイムスケジュール(仮) | 12:30〜:開場 13:00〜14:15:第一部「医療・介護領域における、営利と非営利それぞれの役割を考える」 14:15〜14:30:休憩 14:30〜15:45:第二部「ケアの質と量について、多様な視点から考える」 15:45〜16:00:クロージング |
| 主催 | 株式会社土屋 |
※タイムスケジュールや当日のコンテンツは、状況により変更になる可能性があります。
収益の寄付先について
本イベントの収益は、以下の2団体に全額寄付されます。
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認定NPO法人D×P(ディーピー):https://www.dreampossibility.com/
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NPO法人アクセプト・インターナショナル:https://accept-int.org/
株式会社土屋について
株式会社土屋は、高齢者や障がいのある方々がより良い生活を送るための介護サービスを提供しています。豊富な経験と知識を持つ介護のプロフェッショナルが集まり、一人ひとりに合わせた質の高いサポートを提供することで、クライアントの生活を豊かにすることを目指しています。
詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。
https://tcy.co.jp/
この『ケアサミット2026』は、ケアの現場が直面する複雑な課題に対し、多角的な視点から解決策を探る貴重な機会となるでしょう。関心のある方はぜひご参加ください。

