Last Updated on 2025年12月20日 by 菅間 大樹

人と馬の深いつながりを感じる写真展

この写真展では、日本の伝統武芸である流鏑馬(やぶさめ)と笠懸(かさがけ)をテーマに、獣医師である實方剛氏の視点から捉えられた26点の作品が展示されます。流鏑馬は天下泰平や五穀豊穣などを祈念する神事として、また笠懸は武士の稽古として平安時代から受け継がれてきました。

疾走する馬上から次々と的を射る姿は、まさに人と馬が一体となった美しい瞬間を映し出しています。展示される写真には、神奈川県の鎌倉、寒川神社、曽我梅林(小田原市)、荒井浜海岸(三浦市)で行われた流鏑馬の様子が収められており、伝統衣装に身を包んだ射手や豪華に飾られた馬、そして儀式を支える人々の姿が紹介されます。

観覧料について

今回の写真展では、日本の伝統芸能や人と馬の関わりについて、より多くの方が関心を寄せる機会となるよう、以下の観覧料が設定されています。

  • 一般:200円

  • 小中学生、横浜市内在住の65歳以上の方:100円

特に、身体障害者手帳、愛の手帳(療育手帳)、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、その介護者の方は無料で観覧できます。入館の際には、手帳の提示が必要です。また、毎週土曜日は小・中学生、高校生は無料で入場できます。

開催概要

  • 会期:2025年12月20日(土)~2026年3月15日(日)

  • 開館時間:9:30~17:00(券売は16:30まで)

  • 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月28日(日)~1月3日(土)、1月14日(水)~16日(金)

  • 会場:横浜ユーラシア文化館 常設展示室一部

  • 主催:横浜ユーラシア文化館(公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団)

  • 協力:實方剛氏、横浜都市発展記念館

この機会に、日本の美しい伝統文化と、人と馬の絆の深さを感じてみてはいかがでしょうか。

詳細については、横浜ユーラシア文化館のウェブサイトをご確認ください。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77