Last Updated on 2025年12月19日 by 菅間 大樹
D&I AWARDとは
D&I AWARDは、「ジェンダーギャップ」「LGBTQ+」「障がい」「多文化共生」「育児・介護」の5つの項目を軸に、企業のD&Iへの取り組みを多角的に評価する制度です。特に、世界的にも高い水準を満たす企業が「ベストワークプレイス」として認定されます。東海理化は、ジェンダーギャップ、障がい、育児・介護の項目で特に高く評価され、今回の認定に至りました。
誰もが輝ける職場を目指して:多様な個性を受け入れる取り組み
東海理化は、誰もが自身の個性を最大限に発揮できる会社を目指し、さまざまな個性を持つすべての社員が成長し活躍できる企業風土と働く環境を推進しています。
障がい者雇用推進への具体的な支援
障がいのある社員が安心して働き、活躍できる環境づくりに注力しています。具体的な取り組みは以下の通りです。
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理解促進のための講演会: 障がいの特性や働く上での配慮すべき点を深く理解するため、支援学校の教員による社員向け講演会を開催し、現場でのコミュニケーションや指導方法の質向上を図っています。
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コミュニケーション支援ツールの導入: 聴覚障がいのある社員に向けて、音声認識で会話を記録し、文字情報として共有できるコミュニケーション支援ツールを導入し、職場での円滑な情報共有をサポートしています。
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「車いすライン」の整備: 車いすを利用する方が生産現場で活躍できるよう、部品組み立て作業を可能にする「車いすライン」を整備しています。
多様な働き方を支えるその他の取り組み
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女性活躍推進: 職場ごとの課題を分析し、男女ともにキャリアを描ける環境づくりを進めています。キャリアセミナーや座談会の定期開催、異業種で活躍する女性技術者リーダーを招いた講演などを通じて、キャリア形成の機会を提供しています。理系女子学生の積極的な採用活動も行っています。
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育児・介護支援: 男女ともに仕事と育児を両立して活躍できる環境づくりを進めています。育休取得の促進では、職場が早期に人員や業務調整を始められる制度を導入し、安心して育休を取得できるよう支援しています。復職に向けた先輩社員との交流機会や、自治体と連携した介護支援体制の整備、本格的な介護前から取得できる休暇制度など、多角的なサポートを提供しています。
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社内風土改革・その他: 職種や役割を超えた社員同士の交流や社外との交流機会を積極的に設け、多様な価値観や考え方に触れる機会を通じて、会社全体の風土改革と社員の意識改革に取り組んでいます。
未来へ向けて:誰もが自分らしく活躍できる企業風土を
東海理化は、今後も多様な社員一人ひとりが自分らしく能力を発揮し、仕事を通じて自己実現できる環境づくりを継続していくことでしょう。これらの取り組みは、持続可能な社会の実現にも貢献していくことが期待されます。
D&Iに関する詳細情報は、以下のリンクからご覧いただけます。

