Last Updated on 2023年4月4日 by 菅間 大樹
静岡県富士市にある社会福祉法人ふじのやまでは、現在クラウドファンディングを実施しています。プロジェクトでは、事故により廃車となってしまった古紙の回収やトイレットペーパーを配送する2tトラック購入費用の一部の補填を目的としています。
「くすの木学園」は、社会福祉法人ふじのやまが運営している障がいのある方たちの就労支援の施設です。公設民営で日々50名の方が通所しています。当学園では、古紙を回収、再資源化し再生紙からトイレットペーパーの製造・販売を行っています。
今回のクラウドファンディングの目的は、「紙資源循環型リサイクルトイレットペーパープロジェクト(RTP)の継続」と、2tトラック購入費用(一部)の補填です。実は、古紙の回収やトイレットペーパーを配送する2tトラックが、事故により廃車となってしまったとのこと。現在は、本部より借入し中古トラックを購入したものの、借入の返済はこれから続いていきます。また、新型コロナやウクライナ問題、円安の影響もあり、燃料費や光熱費、原材料費の高騰により障がいのある方たちの工賃の支払いにも苦慮しているとのことです。
プロジェクト概要と集めた資金の使途
クラウドファンディングで得た寄付については、中古の2tトラック調達の費用補填、古紙の回収やトイレットペーパーの配達に使用。また、障がいのある方たちの自立のための工賃へ充当されます。
返礼品として自主製品のリサイクルトイレットペーパーやダイレクトトレードの豆を一部使用したコーヒーのドリップパック等を用意
返礼品はSustainable coffee2種類が受け取れる3,000円(システム利用料別)~2tトラックへ名前が記載できる(希望者)300,000万円(システム利用料別)までの9種類。
また、本プロジェクトは、目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取る「All in 方式」で実施。寄付募集は1月20日(金)午後11:00までとなっています。
税制上の優遇措置について
くすの木学園は、社会福祉法人ふじのやまとして運営されています。社会福祉法人ふじのやまは、法人税法施行令第77条および所得税法施行令 第217条に掲げる法人であり、このクラウドファンディングは「全額寄付コース」ですので、以下の税制優遇を受けることができます。詳しくは所轄税務署や国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
・個人としての寄付:所得控除が受けられます。
所得控除額=その年中に支払った寄附金の額ー2,000円
ただし、控除できるのは所得金額の40%が上限となります。
・法人からのご寄付:特定公益法人への寄付として、一般の寄付金とは別枠で
「寄付金損金算入限度額」の枠が適用されます。
※ 詳しくは所轄税務署にご相談ください。
・寄付金受領後、社会福祉法人ふじのやまより「寄附金受領書」を発行いたします。
※寄付の受領日(領収日):READYFORから入金された日となります。発送は2023年2月までに実施いたします。
・寄附金受領書の名義・発送先は、原則としてご寄付時に入力していただいたお届け先の宛名と住所となります。なお、ご寄付後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄附金受領書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
【目標金額分の実行確約型】
■目標金額:300万円
■目標金額の使途および実施内容:紙資源循環プロジェクトの継続。中古の2tトラック調達費用補填。
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。