Last Updated on 2020年7月1日 by 菅間 大樹

2人の利用者が高卒資格取得に挑戦中!

長崎県佐世保市で就労支援事業所を運営する「フォーオールプロダクト」(石丸徹郎代表取締役)は4月から、就労支援を受ける人が高校卒業資格の取得を目指せるプログラムを始めました。高校を中退した人などの将来の選択肢を広げるのが狙い。

フォーオールプロダクトは
訓練の柱に「デザイン」を取り入れることで就職が見込まれるほか、デザイナーとして個人事業スタイルの就労環境も提供している就労支援サービス。「ビジネス基礎コース」「デザイン基礎コース」を備え、これまで多くの就職者実績を出しています。

高卒資格を目指すプログラムでは、着実に卒業を目指せるようにするため、担任制を導入する通信制高校と連携。施設に専任の支援員を配置することで、利用者が学習のペースを保てるよう配慮されています。また、就労継続支援B型事業所の作業で得た工賃は学費に充てられるようにもなっているとのことです。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77