Last Updated on 2019年10月2日 by 菅間 大樹
岐阜県では、周囲に配慮や支援を必要としていることを知らせる「ヘルプマーク」を身に着けている障害者に、積極的に声掛けなどを行う人を「ヘルプマークサポーター」として認定する制度を、年内にスタートさせます。
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用していたり、外見から分かりにくい障害があったりする人に、周囲が気付きやすくするほか、交通機関や商業施設での声掛けや手助け、席を譲るといった行動を促すことを目的に、2012年に東京都が導入。現在は38都道府県に広まっており、岐阜県も2017年に導入しています。
<ヘルプマーク>
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
一方、岐阜県ではマークの意味を理解する人を増やすため、率先して行動するサポーターの認定制度を検討。大垣市が2017年年から始めている障害者のサポーター制度を参考に、「ヘルプマークサポーター」として認定する制度をスタートさせることにしました。
発達障がいサポーター養成研修など既存の各種研修を活用し、障害の特性や日常で困る状況、必要な対応について学んでもらい、受講者にサポーターへの協力を依頼して、名刺サイズの認定カードを交付する予定。
本年度はカードを2,000部作製し、早ければ11に開始できるよう準備するとのこと。