Last Updated on 2019年11月28日 by 菅間 大樹

交付を受けることで利用が可能に

県は15日、障害者や妊産婦らを対象にした「ぎふ清流おもいやり駐車場利用証制度」を始めました。
同制度は、障害者、妊産婦のほか、要介護2以上の高齢者、難病患者、歩行が困難なけが人らを想定してつくられました。
利用証の交付を受けた人は、既存の車いす使用者の駐車スペースとは別に、県内の文化・商業施設、病院などに設けられた、「おもいやり駐車場」のマークが表示された区画に駐車することが可能になります。
県によると対象者は18万人とのことで、2023年度末までに官民で3000区画の設置を目指しています。

今後はスーパーやコンビニにも設置予定

また、県有施設は、駐車スペースにおもいやり駐車場のマークを表示。スーパーやコンビニなどの商業施設、病院や銀行にも制度向けの区画の設置を依頼中とのことです。
なお、同様の制度は全国37府県で導入されており、県境を越えて相互利用が可能。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77