Last Updated on 2019年11月28日 by 菅間 大樹

2018年12月の死亡事故がきっかけ

豊島区は昨年の事故受け、「シグナルエイド」の普及に力を入れています。
「シグナルエイド」は、横断者が音響式信号機に向けてボタンを押すと誘導音が出る装置。

交通安全教室の定期実施や購入助成で利用者増を図る

事故の発生以降、視覚障害者対象の交通安全教室を定期的に開催しているほか、
「シグナルエイド」購入についても助成額を増やすなどの対応をしています。
助成額は、住民税課税世帯の場合で自己負担分をこれまでの約5200円から約360円に減額。
区内の全対象者に案内文を郵送した結果、購入数が増加。
今後も年1、2回ほど案内文を郵送し、認知や購入を促すとのことです。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77