Last Updated on 2020年11月20日 by 菅間 大樹

オンラインで全国から参加可能、「重度」障害と「働く」を考える

日本財団(東京都港区、会長笹川陽平)は、2020年11月18日(水)に「就労支援フォーラムNIPPONフクオカ」を開催します。本フォーラムでは、「重度障害」と「働く」をテーマに基調講演(行政説明)、パネルディスカッションや分科会、シンポジウム、ポスターセッションなどを行います。初の地方開催ですが、オンラインでも同時開催するため、全国どこからでも参加可能です。

例年12月に都内で開催していた国内最大規模の障害者就労のイベントである「就労支援フォーラムNIPPON」は、今年度から地域の特色や実情を踏まえ、障害者の就労支援における課題解決に向けた実効性のある地域モデルの形成を視野に、初めて地方で開催。本フォーラムでは、「重度障害」と「働く」をメインテーマに、改めて人として働くという意味・意義を問い直し、重度障害者の就労をどのように支援すべきか、課題を共有します。また、来年度の障害福祉サービス等報酬改定を見据え、その評価をどう捉えるかという議論を通じて、参加者と一緒に障害者の「働く」を支えることへの本質的な意味を考えます。当日は、重度障害をテーマとしたパネルディスカッション、シンポジウムのほか、行政説明、分科会等、8つのプログラムを用意しています。

就労支援フォーラムNIPPON フクオカ

日時:2020年11月18日(水)10:00~16:35(ポスターセッション 17:00~18:30)
場所:ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区渡辺通1-1-2) 及び オンライン配信
対象:全国の障害者就労支援事業所、企業、医療従事者、障害当事者・家族、そのほか障害者就労支援にかかわる関係者・機関
プログラム:
10:00~10:30 オープニング
10:30~11:05 基調講演(行政説明):報酬改定と障害者の就労支援施策の再編
11:05~12:00 パネルディスカッション:就労における「重度障害」を定義する
12:00~13:00 昼食 / 休憩
13:00~14:30 分科会
 1.芙蓉の間:「重度障害」と働く-現場の今とその意義を考える
 2.アイリス:地域との繋がりで広がる障害者就労の可能性-感染症・災害の教訓を踏まえて
 3.ローズルーム:精神科病院・診療所から企業へのルートを拡げよう!
 4.オリーブ:障害者の QOL 向上に向けた新ライフモデルプランとは
14:50~16:30 シンポジウム:次回障害福祉サービス等報酬改定における重度障害者の就労支援評価のあり方
16:30~16:35 エンディング
17:00~18:30 ポスターセッション(※オンライン配信はセッション参加者による活動報告のみ)

参 加 費:会場参加3,000円(弁当付き4,300円)、オンライン参加1,500円
参加申込:チケット販売サイト「Peatix」よりお申込ください。
https://shuroushien-fukuoka.peatix.com/

申込期間:
会場参加…2020年9月18日(金)‒11月 6日(金)23:55
オンライン参加…2020年9月18日(金)‒11月18日(水)17:00

※詳しくは別添資料またはイベントHPをご覧下さい。
なお、参加団体等のポスターセッションへの参加も募集しています。参加エントリーは、
2020年10月30日(金)23:55までです。以下HP掲載の様式にてお申し込みください。
https://hataraku-nippon.jp/forum-fukuoka/

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77