Last Updated on 2019年12月4日 by 菅間 大樹
障害者の社会参画とともに、次代の働き手の確保を目的とする「農福連携」
「農福連携」は、障害者の皆さんに農業で活躍してもらい、自信や生きがいを持って社会に参画していただくための取り組み。
担い手不足や高齢化が進む農業分野において、働き手の確保につながるものであるとともに、共生社会の実現にも貢献するとのことから注目を集めています。
障害者が主体的に携わって生産した農林水産物と、それを原材料とした加工食品を認証する「ノウフクJAS」
本年3月には、障害者が主体的に携わって生産した農林水産物及びこれらを原材料とした加工食品について、その生産方法及び表示の基準を規格化した「ノウフクJAS」が制定されました。
また、障害者が携わった食品の信頼性が高まり、人や社会・環境に配慮した消費行動を望む購買層に訴求することが可能になるとともに、農福連携の普及を後押しすることで、農業・福祉双方の諸課題解決ツールとして「ノウフクJAS」規格が定められました。
この度、登録認証機関(一般社団法人日本基金)により、「ノウフクJAS」の第1号の認証事業者として認証された4事業者は以下になります。
「ノウフクJAS」第1号認証事業者
・株式会社ウィズファーム(長野県)
長野県松川町で、リンゴやリンゴジュース等の生産加工
・株式会社ひだまり(長野県)
長野県松川町で、リンゴやリンゴジュース等の生産加工
・山城就労支援事業所「さんさん山城」(京都府)
京都府京田辺市で、お茶やえび芋等の生産加工
・特定非営利活動法人すまいる(愛知県)
愛知県春日井市で、ナスやオクラ等の生産