Last Updated on 2023年4月24日 by 菅間 大樹

株式会社ペンコム プレスリリース

新しい環境に慣れないこの季節、働くコミュニケーションのコツが身に付く本を出版

昨今、コミュニケーションが苦手な新卒者の就職難や早期離職、人間関係の悪化などを原因とするおとなのひきこもり等が社会問題となり、国も対応を急ピッチで進めています。
(厚労省「若年コミュニケーション能力要支援者就職プログラム」、内閣府「生活状況に関する調査」2019.3.29 報告ほか)。

特に新しい環境に慣れないこの季節、多くの人が、働きたいのに会話が苦手で就職できない、就職してもコミュニケーションにつまずいてしまい人間関係がつらい、自信を失い、退職してしまう、そんな困難を抱えています。

5月7日発売の『仕事だいじょうぶの本 職場の人と安心してコミュニケーションできるSSTレッスンBOOK』(著者:北岡祐子、版元:株式会社ペンコム、本社:兵庫県明石市、代表:増田幸美) は、働くためのコミュニケーションを身に付け、自信を取り戻し、楽しく前向きに働き「仕事だいじょうぶ」になり、充実した人生を送ってもらいたい、少しでもそのお役に立ちたい、そんな思いを込めた実用書です。

著者の北岡祐子さん【就労移行支援事業(創)シー・エー・シー所長、(一社)兵庫県精神保健福祉士協会会長、神戸市在住】は、30年にわたり精神障がい者の就労・生活支援を行ってきました。

この間の現場での豊富な実例をもとに、実際に働くために役立ち再就職につながったコミュニケーションの本をはじめて書き下ろしたものです。

本書では、SST の技法を使ってコミュニケーションや対人関係のコツを学ぶ方法を紹介しています。SST(Social Skills Training)とは、社会生活に困難をきたす人に向け、その特性に配慮しながら、コミュニケーションや対処技能を効果的に学習するための方法として開発されました。

今や、教育や就労関係、司法分野などにも幅広く活用されている援助技法です。

メンタルに問題を抱える人だけでなく、会話や人間関係が苦手で、新しい環境に慣れずに自信を失ってしまいそうな人、また、新人にどう接したら良いのか不安に思っている上司など、多くの方に役立てて頂きたい1冊です。

カバーイラストは、『ツレがうつになりまして。』の細川貂々さんが手がけています。

就労・生活支援30年の著者が、 イラスト多用の吹出しデザインで 「困った場面」→「対処方法」を 実例に沿って練習、具体的に解説

本書で紹介している会話の例は、これまでに就労移行支援事業所やハローワークなどで行った実例に基づいています。

練習手順や参加者の意見をホワイトボードに書き出し、内容を写真撮影し、その都度、自宅でも練習できるようにとテキストにまとめて参加者に配布してきました。
みんなが悩み、対処方法を模索し、練習してきた長年の蓄積が本になったものです。本書の会話例を声に出して読むだけで、一緒にプログラムに参加しているように練習でき、コミュニケーションのコツが身に付いていきます。

続々と感想をお寄せいただいています

●一社 SST普及協会顧問、ルーテル学院大学名誉教授の前田ケイ先生推薦「とても役に立ちます!」

安心して働くコミュニケーションのコツを多数紹介
就労・生活支援30年の著者だから書ける本 とても役に立ちます!

●漫画家 細川貂々さん「たくさんの人の手に届きますように」

とても温かみのある本ですね!
この本に関わらせていただけたこと、うれしいです。
たくさんの人の手に届きますように。

●就労支援事業所メンバー「練習し実践することでとても役立つスキルになりました」

私は休憩中の雑談の対処法について練習をしました。生きてきた中で何となく自然と身に付いていくと思い込んでいたようなことを、この本ではあえて取り上げて練習します。このコミュニケーションは、何となく身に付くことではありませんでした。練習し実践することでとても役立つスキルになりました。

●ハローワーク新卒担当の方「本に沿って声に出して練習したら挨拶ができるようになった」

初めての面談で新卒の方がずっと下を向いて黙っていたので、「一緒に練習してみようか」とこの本を読んで、次に会話例に沿って声に出して一緒に練習してみました。そうしたら、ちゃんと私の目を見て挨拶をして、帰りにはさようならと言えるようになったんです。表情も明るくなっていました。半信半疑だったんですが、この本、すごいですね。

こんな方におすすめです

書籍説明

●著者 北岡祐子 (キタオカ ユウコ)

就労移行支援事業 (創)シー・エー・シー所長
精神保健福祉士

精神保健福祉の仕事に携わって約30年。主に精神障がいや発達障がいのある方々の就労及び生活支援に携わってきた。
1990年米カリフォルニア州の地域精神保健福祉研修(地域生活・就労支援、ケースマネジメント、州立病院にてSST、コンシューマー・セルフヘルプセンター、ピアカウンセラー養成研修等)での経験が仕事の大きな礎となった。特にSSTの学びは働く力をつけるための有効なツールであることを実感。
現在は就労移行支援事業(創)シー・エー・シー所長。精神保健福祉士。社会活動として日本更生保護協会の保護司SST研修を担当するなど全国で講演活動も多い。1968年東京生まれ、島根大学教育学部卒、現在神戸市在住
『本人・家族のためのSST実践ガイド』『現代版 社会人のための精神保健福祉士』などへの執筆がある。
就労移行支援事業(創)シー・エー・シー https://www.minatogawa.jp/assist/work1.html

●目次

第1章「働くことが難しい」その原因は? 解決法は?
第2章 職場で今すぐ役立つコミュニケーション練習(基本編)
第3章 職場で良い人間関係を作る伝え方の練習
第4章 就職に向けて
第5章 就職活動
第6章 職場で役立つコミュニケーション練習(応用編)
第7章 上手な気分転換、仕事のストレス解消法

【内容情報】(出版社より)

【前田ケイ先生推薦! (ルーテル学院大学名誉教授、一社 SST普及協会顧問)】
安心して働くコミュニケーションのコツを多数紹介、就労・生活支援30年の著者だから書ける本
とても役に立ちます!

【カバーイラストは、『ツレがうつになりまして。』の細川貂々先生! 】

【もう、会話で悩まない! 就労支援30年の著者が、困った場面と対処法を実例で解説。読むだけでコミュニケーションのコツが身に付く】
働きたいのに会話が苦手でつまずいてしまう、そんなあなたの不安をSST(Social Skills Training)の技法を使って解決していくレッスンBookです。
就労・生活支援30年の著者が、「困った場面」→「対処方法」を実例で具体的に解説。
声に出して読むだけで、一緒にプログラムに参加しているように練習でき、コミュニケーションのコツが身に付いていきます。

【こんな人におすすめです】
☑コミュニケーションが苦手で働く自信がない人
☑就職やバイトで職場の人間関係に不安な人
☑子どもとの意思疎通が難しいと感じている親・家族
☑メンタルヘルス課題がありコミュニケーションに悩んでいる人
☑帰国・外国人の児童生徒、留学生、会社員など日本語が苦手な人
☑就労・生活支援にあたる支援者(医療、福祉、行政、学校、事業所、保護司、民生児童委員など)

【参加者の感想より】
私は休憩中の雑談の対処法について練習をしました。
生きてきた中で何となく自然と身に付いていくと思い込んでいたようなことを、SSTではあえて取り上げて練習します。
このコミュニケーションは、何となく身に付くことではありませんでした。
練習し実践することでとても役立つスキルになりました。

  • 発売日 : 2021/5/7
  • 単行本 : 128ページ
  • ISBN : 978-4295405450
  • 出版社 : ペンコム(インプレス)
  • 言語 : 日本語

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。