Last Updated on 2023年6月28日 by 菅間 大樹

【内容情報】(出版社より)

【ご自分の教室を持っている先生へ】

塾や、習い事の教室において、受け持つクラスに「発達障害あるいはグレーゾーンかもしれない」と思われる生徒が入ってくることがあります。そんな生徒とどう向き合い、指導していくのかで悩んでいませんか?

この本は、発達障害やグレーゾーンについて、わかりやすく解説し、具体的な受け止め方、接し方について、コーチングをベースに説明していきます。この方法を使えば、発達障害やグレーソーンと思われる生徒はもちろん、特に問題のない生徒や生徒の保護者に対しても、スムーズなコミュニケーションが可能となり、生徒それぞれが持つ能力や可能性を引き出し、伸ばしていく指導ができるようになります。

もちろん学校での教室運営においても、参考にしていただける部分はありますので、ぜひ読んでいただき、実践をしてみてください。

続編の
「発達障害かもしれない学生への接し方~子どもを受け止め、伸ばすためのコーチング・高校生以上編~」
では高校生以上の学生に向けた接し方について解説しています。

【目次】

はじめに

「この子、発達障害かもしれないけど、どう接すればいいの?」
なぜ私が、教室の先生向けに「発達障害かもしれない」生徒への接し方の本を書こうと思ったのか?
この本を読んでいただくとわかること

第一章 よくわからない子をもっと理解する!

1.発達障害ってなに?まずはここから理解していきましょう!
2.【こだわり強め、コミュニケーション苦手さん】自閉スペクトラム症(ASD)とはどのようなもの?
3.【いつもガサガサ、いつも忘れ物や探し物ばかり】もしかして注意欠如・多動症(ADHD)かも?
4.【教科書を読むのが大変、字を覚えるのに苦労している】それ、 学習障害(LD)ではありませんか?
5.【光や音、においや食感、感覚がほかの子とちょっと違う】感覚過敏・感覚鈍麻の子どもたち
6.【発達障害なの?そうではないの?】グレーゾーンとは何か?
7.【決めつけ注意!】発達障害ではなくても、そのように見える子どももいます!
8.発達障害の診断がある、ないよりも大事なこと

第二章 コーチングを使って、よりよいコミュニケーションを!

1.可能性を引き出す「コーチング」を知っていますか?
2.みんなが乗りたい「馬車」になろう!~コーチの役割を知る~
3.【結局は自分】大事なのは子どもをどうするかではなく、自分のあり方
4.【マインド1】答えは相手の中にある
5.【マインド2】100%相手の味方になる
6.【マインド3】無限の可能性を信じる

第三章 「認める」「聴く」で、関係性はもっと良くなる!

1.【あなたはあなたで、それでいい。ただそれだけ】
2.【聴いてくれる人がいるから、話す力も伸びていく】
3.【なんのためにするのか?を考えよう】
4.【感じたことを上手に伝えよう!】
5.【必要なのは信じることと勇気!】

第四章 もしも生徒がこんな行動を取っていたら・・・?

1.授業やレッスン時にじっとしていられない
2. 話を聞けない
3.集中できない
4.会話が成り立たない、指示が聞けない
5.持ち物の管理ができない
6.忘れ物が多い
7.やる気が見えない
8.みんなと違う行動をとる
9.場を読まずどんどん話しかけてくる
10.すぐにあきらめる
11.こだわりが強い
12.癇癪を起こす
13.感情のコントロールが苦手

第五章 コーチングスキルがあれば保護者対応も怖くない!

1.大人同士の関わりでも「コーチング」が有効
2.家庭にはそれぞれ事情がある
3.できること、できないことは、毅然とした態度で伝えよう
4.親の気持ち~当事者の親としての視点から~
5.どこまで関わる?踏み込む?

第六章 運営側へのお願い

1.先生方への研修
2.子どもの伸びしろはみんな違う
3.社会全体で子どもを育てたい

おわりに

  • 出版社 ‏ : ‎‎ Independently published
  • 発売日 ‏ : ‎‎ 2023/6/7
  • ペーパーバック ‏ : ‎155ページ

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かもみーる

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。