Last Updated on 2024年10月10日 by 菅間 大樹
障がい者の才能を発掘し、社会参加を促進する画期的なイベントが開催されます。一般社団法人障がい者自立推進機構が運営するパラリンアートは、象印マホービン株式会社とのコラボレーションにより、全国の障がい者を対象としたアートコンテストを実施します。
自分が理想とする夢のお弁当を自由に描く「あったらいいな こんなお弁当」
テーマは「あったらいいな こんなお弁当」。参加者は、自分が理想とする夢のお弁当を自由に描くことができます。フタを開けたときのワクワク感や、大好きなおかずだけが詰まったお弁当など、想像力豊かな作品の応募が期待されています。
コンテストの応募期間は2024年9月1日から9月30日まで。パラリンアートに登録している方、または登録可能な障がい者であれば誰でも参加できます。選考は10月上旬から11月上旬にかけて行われ、結果発表は11月上旬を予定しています。
賞金は最優秀賞には10万円(1名)、優秀賞には5万円(2名)が贈られます。さらに、受賞作品は象印マホービン株式会社のノベルティグッズなどに活用される予定です。
パラリンアート(一般社団法人 障がい者自立推進機構)について
パラリンアートは、障がい者のアート作品を企業や個人に提供し、作者に報酬を支払う活動を行っています。この取り組みは、社会保障費に依存せず、障がい者の社会参加と経済的自立を推進することを目的としています。現在、約490名のアーティストが登録しており、約350のパートナー企業がこの活動を支援しています。
このコンテストは、障がい者アーティストの才能を発掘し、彼らに挑戦の場を提供する素晴らしい機会となります。同時に、企業のブランド価値向上やSDGs推進にも貢献し、社会全体にポジティブな影響をもたらすことが期待されています。
詳細はパラリンアート公式サイト(https://paralymart.or.jp/association)でご確認ください。