Last Updated on 2020年9月18日 by 菅間 大樹

資格創設により「健常者と同様に旅を楽しめる環境」を整備

新たに創設された資格「旅のユニバーサルデザインアドバイザー」を取得するための講習が9月1日(火)よりスタートします。資格創設には、日本国際観光学会、JTBトラベル&ホテルカレッジ、日本旅行業協会のユニバーサルツーリズム推進部会が協力。資格創設により「健常者と同様に旅を楽しめる環境」を整備するのが目的。サービス介助士の取得が少ない旅行会社の社員をはじめ、観光系の大学生や専門学校生など若い層を対象とし、初年度の受験者数は1000人を目指すとのことです。
講習では、高齢者や障害者の特性のほか、交通や宿泊などについても学ぶことができます。資格は、専用テキストでの自己学習のほか、半日の座学講習と実技講習を2回受講する必要があります。講習後に行う修了検定で、70点以上を獲得すると合格となるとのことです。

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菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77