Last Updated on 2020年9月7日 by 菅間 大樹
チャリティ個サルでインクルーシブな社会づくりに
7月25日、女子フットサルの臼杵深徳選手が、収益すべてを知的障がい児・者サッカースクールNPO法人トラッソスに寄付する「チャリティ個サル」が開催されました。直前まで降った雨の影響で参加者も限られましたが、計約5万円が集まり、トラッソスに届けられました。
トラッソスを応援するチャリティ個サル
知的障がい児・者のサッカースクールである認定NPO法人トラッソスは、サッカーを通して仲間として受け入れられ自己肯定感が高まる活動を行っています。トラッソスがコロナ禍で経営的に厳しい状況に追い込まれていることを知った臼杵選手が「できることでトラッソスを応援したい」とチャリティ個サルを企画しました。
「基本的に寄付って、“give”に偏りがちで、参加者も幸せっていうイベントは、なかなかないと思うんです」「今回のイベントで、トラッソスという団体があること、知的障がい児・者の現状などを知ってもらうきっかけとして、架け橋になれたことも嬉しく感じています。次は、私が実際に障がいの垣根を超えたスポーツを体験することで、伝えられることも変わってくる気がします」と、今後も継続して取り組みを続けるといいます。
臼杵深徳
1996年9月17日生まれ、東京都出身。バルドラール浦安ラス・ボニータスに所属。2018-19シーズン、夢を追うためパティシエから選手に復帰した女子フットサル選手。
【OFFICIAL Instagram】https://www.instagram.com/mnr.hummel/
NPOトラッソス
東京都・神奈川県で知的障がい・発達障がいのある子どもや大人を対象としたサッカースクール・サッカークラブの運営などを行っている認定特定非営利活動法人。ダウン症・脳性麻痺・自閉症スペクトラム障がい(広汎性発達障がい)・学習障がい(LD)・注意欠陥・多動性障がい(ADHD)・てんかん・ウィリアムズ症候群などの特性のある子どもたちが、一緒にサッカーを楽しみながら成長している。スポーツを通して、知的障がい児・者/発達障がい児・者と健常児・者が、お互いを認め合い、尊重し合えるコミュニティづくりを行い、障がい者と健常者が共に成長できる社会を目指している。
【OFFICIAL WEBSITE】https://tracos.jp/