Last Updated on 2023年1月12日 by 菅間 大樹
日本電信電話株式会社(以下、NTT)は12月3日の「国際障害者デー」と同日から12月9日までの「障害者週間」に先立ち、11月30日に「NTTアートコンテスト結果発表式典」を開催することを発表しました。また、式典の模様はNTTが提供するXR空間プラットフォーム「DOOR(TM)」でライブ配信される予定です。
2021年度に続き2回目となる「NTTアートコンテスト」
NTTは2021年度から、「アートの力で個性を照らす~障がいのある人もない人も誰もが輝ける世界をめざして~」をコンセプトに、障がい者活躍推進活動の一環として「NTTアートコンテスト」を開催しています。2022年度は、日本航空株式会社(以下、JAL)協力のもと、新しい世界や、未来への希望を表現できる『明日への架け橋』をテーマに、絵画に加え新たに立体物も対象として、国内外から広く作品を募集。
2022年8月15日から10月14日までの応募期間に計 182点の作品が寄せられ、審査の上、12月3日の「国際障害者デー」、また同日から12月9日までの「障害者週間」に先立ち、11月30日に各賞の受賞者を発表、表彰する式典を開催します。
発表式典は「DOOR」を通じ、手話通訳付でライブ配信
本発表式典は、NTTコノキューが提供するVR空間プラットフォーム「DOOR(TM)」において、手話通訳付でライブ配信されます。また後日、収録した式典映像は日本語字幕入りでアーカイブ配信予定。
また、本コンテストへ作品を応募した障がいのある方を、アート社員(主にアート作品の制作に携わる社員)として雇用する予定もあり、式典当日に採用状況を発表予定となっています。なお、本コンテストでは、企画立案、作品公募、式典運営などの業務において、障がいのある方8名が担当しているとのことです。
NTTアートコンテスト結果発表式典の概要
〇主催:NTT
〇日時:2022年11月30日(水)午後1時開始(予定)
〇場所:NTT記者会見室(東京都千代田区大手町1-5-1 ファーストスクエアビル イーストタワー9F)※1F受付
〇ライブ配信バーチャル会場:DOOR(TM)内デジタルミュージアムスペース
URLは未定。11月30日よりDOORイベント一覧ページ https://door.ntt/web/events/index.html から「NTTアートコンテスト」ルームにご入室下さい。
〇内容 :入賞作品25作品の発表と上位5作品の受賞者への表彰を行います
〇賞・副賞 :グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞(NTT賞)、審査員特別賞(JAL賞)、D&I賞、優秀賞※上位賞5作品(グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞×2、D&I賞)は、各賞金5万円+副賞の予定。※総受賞者数は25名程度を予定
〇式典司会 :フリーアナウンサー 佐藤 哲也(さとう てつや)
経歴:生まれつき右眼視力が無いという障がいがありながら、国内では極めて少ない、放送局のアナウンサーとしてスポーツ中継や音楽番組等を担当。フリーとなった現在もラグビーやサッカー、野球等の実況中継で活躍中
〇上位5作品の展示(予定):
期間:2023年1月および2月で詳細日程検討中
場所:パークホテル東京
東京都港区東新橋1丁目7番1号汐留メディアタワー
https://parkhoteltokyo.com/ja/
※なおDOOR(TM)内のデジタルミュージアムスペースでは上位5作品以外にも全受賞作品を常時展示します。URLは未定。11月30日よりDOORイベント一覧ページ https://door.ntt/web/events/index.html から「NTTアートコンテスト」ルームにご入室下さい。
就労機会の創出(アート社員の採用)について
NTTグループの障がい者雇用の取り組みの一環として、本コンテストで作品をご応募いただいた障がいのある方の中から、NTTクラルティ株式会社にて、主にアート作品の制作に携わる社員を「アート社員」として雇用予定です。
アートコンテスト概要
本コンテストは、障がいのある方を対象にした一般応募の他、障がい者活躍推進活動の社内理解促進のため、障がいの有無にかかわらずNTTグループ社員およびJALグループ社員を対象に作品を募集しました。
〇概要
主催 :NTT
協力 :JAL
運営 :一般社団法人 障がい者自立推進機構(パラリンアート運営事務局)、
NTTクラルティ株式会社
テーマ :明日への架け橋
応募対象:国内外の障がいのある方
応募作品:絵画、立体物
応募期間:2022年8月15日(月)~2022年10月14日(金)