Last Updated on 2021年4月12日 by 今井 靖之
入場無料・国内2会場(岡山県・宮城県)で開催
宮城県仙台市及び岡山県矢掛町は、内閣官房ホストタウンアクションとして、写真家オリヴィエーロ・トスカーニ氏によるイタリア人パラアスリートの写真展「NAKED.(ネイキッド)」を期間限定で開催します。
本写真展では、12人のパラアスリートたちの肉体の強さや美、そして障害のある部分をトスカーニ氏ならではの圧倒的な描写力で切り取り、巨人のように観覧者を見下ろすパネルで展示することで、既成概念を覆し、ひとりひとりから溢れ出る生命の力や個性をそのまま伝えていきます。
NAKED.展は、2019年にイタリアパラリンピック委員会(CIP)がイタリアで開催。今回、東京2020オリンピック・パラリンピックにおけるイタリアのホストタウンである宮城県仙台市と岡山県矢掛町が、障害やパラスポーツについての理解を深めるとともに、東京2020大会に向けた地域内の機運醸成を図ることを目的に、CIPの全面協力のもと実施します。
開催概要
① 岡山県矢掛町会場:やかげ文化センター エントランスホール
期間:2021/1/15(金)~1/17(日) 10:00~19:00
入場料:無料 (住所:〒714-1201岡山県小田郡矢掛町矢掛2677-1)
② 宮城県仙台市会場:せんだいメディアテーク 6F ギャラリー
期間:2021/1/30(土)~2/3(水) 10:00~19:00(最終日は17時まで)
入場料:無料 (住所:〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1)
■主催:仙台市/矢掛町
■共催:イタリアパラリンピック委員会
■後援:スポーツ庁/公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会/在日イタリア共和国大使館/宮城県/岡山県/社会福祉法人仙台市障害者福祉協会/矢掛町教育委員会/社会福祉法人矢掛町社会福祉協議会
■協力:仙台市障害者スポーツ協会/仙台・イタリア交流事業2020実行委員会/スポーツコミッションせんだい
■原案・撮影:オリヴィエ―ロ・トスカーニ
■監修:宮本直孝
内閣官房ホストタウンアクション
日本の自治体と、2021年に延期となった「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京大会)」に参加する国・地域の住民等がスポーツ、文化、経済などの多様な分野で交流することを通じて、地域の活性化等に活かし、東京大会を超えた末永い交流を実現することを目的とした取組です。(※ホストタウンとは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方自治体を、内閣官房が登録するものです。)
オリヴィエーロ・トスカーニ
1942年、イタリア、ミラノ生まれ。父は、イタリアの主要紙コッリエーレ・デッラ・セーラの報道写真家。チューリッヒの美術大学で写真とグラフィックを学ぶ。
「ELLE」「VOGUE」「GQ」「Esquire」などの雑誌で活躍する一方、様々なブランドのイメージ広告写真を手がけてきた。中でも、ベネトンの広告キャンペーンに代表される、HIV、死刑制度、人種差別といった社会問題にフォーカスを当てた斬新な表現で世界的に知られる。