Last Updated on 2021年4月20日 by 今井 靖之

「可能性アートプロジェクト展2021」をオンライン開催

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴)は、バーチャル空間上に構築したトッパン小石川ビル(所在地:東京都文京区)を展示会場とした障がい者アート展示会「可能性アートプロジェクト展2021」を、オンライン開催しています。

https://toppanhrd.jp/kanouseiart/index.html
※本展示会はオンライン開催となり、トッパン小石川ビルの現地では開催しておりません

作品に描かれた動物たちが空間内で動き回る演出を導入

「可能性アートプロジェクト(※1)展2021」は、一般社団法人障がい者アート協会(本部:埼玉県飯能市、代表理事:熊本 豊敏)と共同で企画した「可能性アートプロジェクト2020」から選定された、「無限の可能性・才能」をテーマにした障がい者アート作品30点を、バーチャル空間上に構築したトッパン小石川ビルで展示するオンラインアート展示会です。
本展示会では、障がい者アート協会やNPO法人 サポートセンターどりーむ(所在地:島根県出雲市、理事長:土江 和世)の障がいをもつアーティストが描いたアート作品が展示されるだけでなく、作品に描かれた動物たちが、バーチャル空間上で動き回る演出を導入。バーチャル空間ならではの空間演出を楽しむことができます。
また、障がい者アート協会が企画した「新型コロナウイルスと闘うみんなを応援しよう」の作品ページにもアクセス可能で、障がいをもつアーティストが飲食業、宿泊業、医療従事者を応援するテーマで応募された作品も見ることができます。

凸版印刷は、今回オンライン上で展示する30作品の「プリマグラフィー(※2)」を、トッパン小石川ビルのロビー現地に展示するリアル展示会も、新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みながら、2021年9月に実施予定です。また、「可能性アートプロジェクト」の趣旨である社会的課題解決と経済的事業活動が両立するビジネスモデルを構築することで、障がいをもつアーティストの自立支援の拡充と、そのプロセスを通した次世代リーダーの育成を推進していきます。

※1「可能性アートプロジェクト」
2018年より「障がい者の自立支援」と「企業の人財開発」を組み合わせた新たな試みとして推進しています。凸版印刷の持つ「印刷テクノロジー」を活用し、障がいをもつアーティストの作品を価値化、社会的課題解決(障がい者の自立)と経済的事業活動が両立するビジネスモデルを構築することを目指す取り組みです。また、そのビジネスモデルの構築を凸版印刷の企業研修のプログラムとして採用し、次世代リーダーの育成にも活用しています。

※2 プリマグラフィー
アメリカにて版画製作の技法として登場したジークレー技法と、凸版印刷が製版・印刷で培った色調整技術を融合させたものです。 ジークレーとはフランス語で「吹き付ける、噴霧する」という意味で、美術版画製作の世界において、シルクスクリーン、リトグラフと並ぶ新たな技法として定着しています。

凸版印刷株式会社

代表者:麿秀晴
所在地:東京都千代田区神田和泉町1番地
URL:https://www.toppan.co.jp/

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。