Last Updated on 2020年7月6日 by 菅間 大樹

発達障害の特性を学べるYouTube動画

4月2日、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」を前に、世田谷区では、自閉症をはじめとする発達障害啓発動画『ハッタツ凸凹あるある』を制作。世田谷区の公式YouTubeで配信がスタートしました。
https://bit.ly/2WG4znZ

制作には、まぜこぜの社会をめざす 一般社団法人 Get in touch(代表:東ちづる)及び、NPO 法人東京都自閉症協会(理事長:今井忠)が監修として参画。映像制作のプロフェッショナルたちの協力を得て、 クスッと笑える3つの映像が完成。
当事者、世田谷区職員、東ちづる等が出演する名演技さく裂のまぜこぜ映像で、自閉症などの「発達障害」の特性を映像で思わず“クスッ”と笑えて、学べる『ハッタツ凸凹あるある』動画となっています。

【公式 Facebook】https://www.facebook.com/2020AutismDay/
【公式Twitter】https://twitter.com/tokyoautism
【SNS 投稿ハッシュタグ】#2020TT #WB_2020 #MAZEKOZE #LIUB

■発達障害とは?

日本では、自閉症およびアスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害、トゥレット症候群、吃音などが発達障害といわれています。

■自閉症啓発デーとは?

毎年4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」 世界中のランドマークがテーマカラーのブルーに染まり、自閉症を知ってもらうための、さまざまな取り組みが行われています。 ・東京でも、東京タワー、東京都庁、ゲートブリッジ、渋谷ヒカリエなどがライトアップされるほか、渋谷区役所 1F は3月26日よりブルーデコレーション、3月27日より世田谷区役所もブルーのハートでデコレーションされます。 また「青いモノを身に着けた写真」や「青をテーマにした写真」、そして自閉症啓発デーを応援するパフォーマンス動画などの投稿や、ハッシュタグ付きで SNS 発信してこのスペシャルデーを盛り上げるブルーアクションを展開中です。

エピソード1:ハッタツ凸凹あるある 「言われた通りにやったのに…の巻」 主人公は、さわやかな若手会社員。「コピーの様子を 見て来て」と頼まれ、字義通りに受け取り、「ただ観てい る」自閉症的エピソードを再現。
エピソード2:ハッタツ凸凹あるある 「正直すぎて冷や汗の巻」 主人公は、元気いっぱいの中学生。エレベーターに乗 り込んできた人々を観て思いついた、驚きのクイズをだし てしまう。 ・「ハゲがハゲを楽しむことで自ら輝き、社会を照らす」を モットーに活動する「ハゲ会」が全面協力!
エピソード3:ハッタツ凸凹あるある 「変化でパニックの巻」 主人公は女子高生。物を置く場所、使う水道など に「こだわり=マイルール」がある彼女は、いつもとちがうこ とが起きると、パニックをおこしてしまう。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77