Last Updated on 2021年3月17日 by 今井 靖之
コロナ禍の障害者雇用率の引き上げにおける企業人事部の意思決定を支援
聴覚障害者の活躍支援事業を展開する株式会社Silent Voice(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長 尾中 友哉)は、コロナ禍の様々な構造変化における聴覚障害者の働き方の変化に焦点を当て、企業の中での聴覚障害者の活躍度と職場環境を調査し、企業人事部などが活躍の可能性と職場問題を的確に把握し効果的に意思決定できる土台形成を図る「デフポテンシャルサーベイ」の一般提供を2021年2月24日(水)より開始し、限定10社でモニター企業を募集します。サーベイ提供開始後、1年で実施企業10社、4年後には同154社を目指します。
デフポテンシャルサーベイ 概要
[対象企業] 下記に該当する企業との実施を想定しています
・聴覚障害者を雇用している
・経営や雇用を通じてSDGsの「様々な人が活躍する社会の実現」に貢献したい
・ESG投資等の観点から障害者雇用率の持続的な達成をしたい
・ただ雇うのではなく仕事を楽しみ、活躍してほしい
・高度IT時代における聴覚障害者の新たな活躍に期待している
[内容] 聴覚障害者が所属するチームにおける聴覚障害者の活躍度と職場環境を調査
[モニター価格] 110,000円(税込)(限定10社)(※ 通常価格220,000円(税込))
[申込み方法] サイレントボイス公式HPからお問合せください
デフポテンシャルサーベイ特設記事→https://bit.ly/3khK5vX
■聴覚障害者を障害者雇用率のために雇うのではなく、欠かせない戦力へ変える「活躍支援事業」
聴覚障害者は音が聞こえないという特性以外は”健常者”と同じといえ、視覚的に情報が得られることで大幅に業務改善を得ることができます。近年はITの発達により情報が得やすくなり生活は大きく様変わりをしています。しかし、仕事においては「聴覚障害者は仕事ができない」といった過去からの思い込みが原因となり、周囲の理解が得られず意欲のある聴覚障害者が意欲に応じた成長の機会とやりがいを得にくい現状があります。それに対しサイレントボイスは、適切なマネジメントマインドを聴者(聞こえる人)と聴覚障害者の双方にインストールし、コミュニケーションの仕組みを物心両面から整備することで、聴覚障害者が一人の戦力として聴者と同じ土俵で活躍できる企業社会を作ろうとしています。
■コロナ禍で大きく二極化した聴覚障害者の職場での状況
これまで対面での筆談や口形を見せて聴者とデフのコミュニケーションの壁を何とかクリアしていた職場は少なくありません。その中でも「雑談が少なく人間関係を作りづらい」といった課題が以前より存在していました。そこに、コロナ禍でのソーシャルディスタンスやマスク常時着用で口形が見えないことによって「上司の言っていることがわからない」「これまでの仕事ができなくなった」という不安が広がる一方、「会議が減りチャットでの連絡が増加して働きやすくなった」等といった働きやすくなった事例も挙がっています。
■聴覚障害者社員のマネジメントおよびその支援に関して、問題を的確に把握し、定量評価が可能になる「デフポテンシャルサーベイ」
本サーベイでは、聴覚障害者が所属するチームにおける聴覚障害者の活躍度と職場環境を調査します。調査を分析することで、起きている問題と個別の原因を把握することが可能になります。企業人事部が必要な施策を検討する土台が形成でき、今後の聴覚障害者社員のマネジメントおよびその支援に関して、定量的評価が可能になります。部署内、企業内での活躍に向けた支援ロードマップも作成可能で、研修施策なども効果的に展開することができます。
株式会社Silent Voice
代表者:尾中友哉
所在地:大阪府大阪市中央区安堂寺町1-3-12 大阪谷町ビル4F
URL:https://silentvoice.co.jp/