Last Updated on 2021年3月23日 by 今井 靖之
須磨から全国へ!全国のビーチを誰もが楽しめるユニバーサルビーチに
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:木戸俊介)は、障がいがある人もない人もみんなが一緒に楽しめるビーチづくりを目指しており、2017年秋より開始した全国のビーチに障がいをお持ちの方、お年寄り、そのご家族まで誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを届ける活動である“出張ビーチマット”の利用数が、2020年12月に18都道府県20ビーチに至りました。
https://sumauniversalbeach.com/
出張ビーチマットとは?
2017年春に神戸市須磨区の須磨ビーチで活動をさせた須磨ユニバーサルビーチプロジェクト。砂浜の上でも車椅子が通れる“ビーチマット”や水陸両用アウトドア車いす“ヒッポキャンプ”を導入するなど、障がいがある人もない人もみんなが一緒に楽しめるビーチづくりを目指し、多くの方に海水浴の体験できる環境をつくってきました。
2020年は海水浴場が閉鎖してしまったので開催することができませんでしたが、海水浴シーズンの来場者は2018年136組328名、2019年128組426名でした。
2017年夏以降、レンタルさせてほしいとの以来があったので、このユニバーサルデザインなビーチを全国に普及していきたいと、ビーチマットや水陸両用車いすのレンタルをする“出張ビーチマット”を実施しています。
これらの普及に活動により、2019年IAUD国際ユニバーサルデザイン賞金賞を受賞いたしました。審査員からは、「年齢や能力にかかわらずすべての人々を集めて地元のビーチを楽しむ、楽しい社会統合プロジェクトです。これは小さな取り組みですが、とても大きな成功を収めた、着想にあふれる活動であり、市民参画に貢献しています。総合的なレクリエーショングループ活動が非常に多様に組み合わされて提供されており、その一部は非常に革新的な製品と技術が使われています。」と好評いただきました。
IAUD国際デザイン賞は「ユニヴァーサルデザイン(UD)のさらなる普及と実現を通して、社会の健全な発展に貢献し、人類全体の福祉向上に寄与すること」を基本理念として活動する国際ユニヴァーサルデザイン協議会が主催するデザイン賞です。
活動を始めてから、出張したビーチ(レンタルも含む)は、2020年12月時点の合計で18都道府県20ビーチにまで増えました。
今まで訪れたビーチは、多賀城(宮城)、由比ガ浜(神奈川)、茅ヶ崎(神奈川)、三浦半島(神奈川)、大洗(茨木)、館山(千葉)、船橋(千葉)、伊豆下田(静岡)、柏崎番神(新潟)、若狭和田ビーチ(福井)、南知多(愛知)、磯ノ浦(和歌山)、新舞子(兵庫)、アジュール舞子(兵庫)、淡路島岩屋ビーチ(兵庫)、渋川海岸(岡山)、北の脇(徳島)、吉野川(徳島)、夜須(高知)、田ノ浦海岸(大分)。ビーチ以外の活用では、余市町(北海道)、富士見(長野)、鈴鹿(三重)、貝塚脇浜戎(大阪)、六甲山(兵庫)、神河町(兵庫)。
そのうち、南知多(愛知)で姉妹プロジェクトである一般社団法人南知多ユニバーサルビーチプロジェクトが発足し、連携しながら活動を開始しています。
ユニバーサルビーチ導入までのストーリー・創業エピソードはこちら
→https://prtimes.jp/story/detail/3b7pyjtQKwB
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
代表者:木戸俊介
所在地:神戸市長田区駒ヶ林町1丁目14-10 ドルフ21-102
Tel:080-3782-4405
E-mail:sumauniversalbeach@gmail.com
URL:https://sumauniversalbeach.com/