Last Updated on 2021年2月14日 by 今井 靖之
義肢やコーラーとひとつに、より速く
競技概要
オリンピックとは異なる大きな特徴は、クラス分けと呼ばれる制度です。対象とする障がいが視覚障がいや知的障がいから、麻痺や四肢の欠損など多岐にわたるため、極力条件を揃え、公平にレースが行えるようにしています。
クラスは、アルファベット「T」または「F」と2桁の数字を組み合わせて表記されます。「T」はトラック競技/跳躍競技/マラソン、「F」は投てき競技。数字は10の位が障がいの種類を表し、1の位の数字が小さいほど障がいの程度が重くなります。
T/F11、T/F12、T/F13は、視覚障がいがある選手のクラス。T/F20は、知的障がいがある選手のクラス。T/F30は、脳性まひまたは脳損傷に起因する協調運動障害(アテトーゼ、運動失調および/または筋緊張)がある選手のクラス。F31、T/F32、T/F33、T/F34は車いすまたは投てきフレームを使用し、T/F35、T/F36、T/F37、T/F38 は立位で競技を行います。
T/F40、T/F41は、低身長症の選手のクラス。T/F42、T/F43、T/F44は、下肢欠損、脚長差、下肢の筋力低下、下肢の他動間接可動域制限がある選手が立位で競技を行います。T/F45、T/F46、T47は、上肢欠損、上肢の筋力低下、上肢の他動間接可動域制限がある選手が立位で競技を行います。T/F51、T/F52、T/F53、T/F54、F55、F56、F57は、頸髄損傷、脊髄損傷、切断、機能障害などにより、筋力低下、可動域制限、下肢欠損、脚長差がある選手が車いすまたは投てきフレームを使用して競技を行今すぐ。T/F61、T/F62、T/F63、T/F64は、下肢欠損の選手が義足を使用して立位で競技を行います。
ルール
競技ルールはオリンピックと同じルールを基本に、障がいの内容や種目の特性に応じて一部のルールが変更されている。義肢や車いすは、ルールの範囲内で選手自身の障がいに合わせて調整も可能。
種目
100m T11(男子/女子)
100m T12(男子/女子)
100m T13(男子/女子)
100m T33(男子)
100m T34(男子/女子)
100m T35(男子/女子)
100m T36(男子/女子)
100m T37(男子/女子)
100m T38(男子/女子)
100m T47(男子/女子)
100m T51(男子)
100m T52(男子)
100m T53(男子/女子)
100m T54(男子/女子)
100m T63(男子/女子)
100m T64(男子/女子)
200m T11(女子)
200m T12(女子)
200m T35(男子/女子)
200m T36(女子)
200m T37(男子/女子)
200m T47(女子)
200m T51(男子)
200m T61(男子)
200m T64(男子/女子)
400m T11(男子/女子)
400m T12(男子/女子)
400m T13(男子/女子)
400m T20(男子/女子)
400m T36(男子)
400m T37(男子/女子)
400m T38(男子/女子)
400m T47(男子/女子)
400m T52(男子)
400m T53(男子/女子)
400m T54(男子/女子)
400m T62(男子)
800m T34(男子/女子)
800m T53(男子/女子)
800m T54(男子/女子)
1500m T11(男子/女子)
1500m T13(男子/女子)
1500m T20(男子/女子)
1500m T38(男子)
1500m T46(男子)
1500m T52(男子)
1500m T54(男子/女子)
5000m T11(男子)
5000m T13(男子)
5000m T54(男子/女子)
4×100mユニバーサルリレー(混合)
対象障がい
肢体障がい
視覚障がい
東京2020パラリンピック情報
日程:2021年8月27日(金)~9月4日(土)
会場:オリンピックスタジアム(新国立競技場)