発達障害のあなたは、仕事をする時に「苦手だな」「できれば避けたいな」と思うことはありますか?
このコラムは、苦手なことを少し「できるかも」に変えるためのヒントを紹介していきます。
今回のテーマは仕事への向き合い方 。
仕事の中にはちょっと苦手だな、すぐにやりたくないなというものもありますよね。
・今はやりたくないから後回しのつもりが忘れて締め切りに間に合わない
・やらなきゃいけないとわかっているのに、どうしても始められない
という悩みから自己嫌悪に陥ったり、周囲の方に迷惑をかけて気まずくなることはありませんか?
そんな時は、ちょっとしたコツを知ることで、解決できるかもしれません。
周りの発達障害のある方は、どんな風にやりたくない仕事をこなしているの?
ここでは、当事者に教えてもらったおすすめの解決法をご紹介していきます。
シリーズ化したコラムで、色々な方法をご紹介しますので、自分に合いそうな方法を試してみてください。
目次
- 悩み:気がのらない仕事の先延ばし癖
- 対策1:リマインドを複数設定して、やらなきゃいけない状況を作る
- 対策2:ご褒美を用意する
- 対策3:ご褒美でなくペナルティーを用意する
- 事例
悩み:気がのらない仕事の先延ばし癖
【今回の悩み】
“ 気分がのらないものや興味がないものに関して、手をつけるのにとても時間がかかってしまいます。 そのせいで書類の提出が期限ギリギリや少し過ぎてしまい、同僚に迷惑をかけることもしばしば。 この先延ばし癖を、どうすれば治せますか? ” |
対策1:リマインドを複数設定して、やらなきゃいけない状況を作る
やらなければいけない状況に、自分を追い込むのがおすすめ。リマインドを複数利用すると「やらきゃいけない」を自分に言い聞かせることができます。
ここで大事なのは、リマインダーはいくつも設定すること。一つじゃなくていくつも設定してあることで、自分に「どうしてもやらなきゃいけないんだ」って言い聞かせられます。
それに仕事をうっかり忘れるなんてこともなくなって一石二鳥。
対策1-1:アプリを活用する
おすすめのアプリは?
特に使いやすいのは、LINEの「リマインくん」というアカウント。タスクと時間を入力すると、その時間にしっかりリマインドしてくれるというサービスです。LINEに友達追加するだけで使えてとても手軽。
また、Twitterをよく使う人ならアカウント名を変更するのもあり。例えば17時までに郵便を出さなきゃいけない時に、アカウントを「こうへい@17時までに郵便出す」なんてしておくことで、アプリを開くたびにタスクを意識できます。ただこの方法を使用する場合は、個人を特定されないようにご注意を。
▼参考:LINE「リマイン君」
対策2:ご褒美を用意する
そうはいっても「なかなか気が進まない…」となって、やっぱり手がつけられないこともきっとあるはず。そんな時におすすめなのが、自分へのご褒美を用意する方法。
仕事自体に興味がもてなくても仕事が終わることにモチベーションを設定。頑張って仕事を終わらせた自分を、たっぷり甘やかしてみるのはいかがですか?
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